実話

推薦入試の日の次の日 朝 教室

前日に色々あったから、 先生とAにそう言われたのが嬉しかった

掃除中 体育館

後日結果が出た。 結果は不合格でした。 結果は分かりきってたので、 落ち込むことはなかったです。

次は一般入試。 勉強は好きだから自信持てるって この時は張り切ってました。 でも、1月下旬辺りから 勉強に集中できない日が続いてました。

2月12日〜 全体での合唱練習が始まった。

初めての全体練習で、 初めて指揮伴奏を合わせることになってました。

みんなの前で 最初っから振れる自信なかったから、 練習できてよかったって思った。

振ってる最中、 横で…

担任や、学年の先生が横で 褒めてくださったり、 頑張れって言ってくれて嬉しかった。

振っていると だんだんみんなも並べてきて… 並び終わったパートが 指揮伴奏に合わせて歌い始めてくれていた。

一から通すのを何回か やってると違和感を感じた。

気づき始めてから、 気持ち悪くなってきて、 苦しかった。 この場から消えたいとばかり思ってた。

勝手な思い込みだけど、 そう思った。 もう1回やってみても、 みんなこっちを向いてくれなかった。

歌い終わった後

体調悪いのが勝って、言えなかった

挨拶だけ私がやって、終わった。 挨拶の後、伴奏の子の所へ行った。

伴奏の子は、 保育園、小学校も一緒で、 仲が良かった男子。

まだ話しやすい子が伴奏で 良かったと思った。

この日帰ってから 自分の部屋

自分を責めることが増えた。

今日の練習終わった後、 友達やクラスメイトから、 「結海の指揮歌いやすい」 「めっちゃ上手い」 「結海の指揮で歌ってみたかった」 「この曲の指揮が結海でよかった」 って色んな人から言われた。 その全てがお世辞に聞こえる

誰も見てくれなかったくせに そう言うの？ 下手だから、上手な伴奏の 音に合わせて歌ってるんじゃないの？

私に向けられた言葉が 全て良い言葉に聞こえなかった。 怖く感じた。

だからこそ、練習しようと思った。 ずっとこの曲ばかり聞いて、 全パートしっかり歌えて、 気をつけるとこも、動画見たり、 実際に歌って自分なりのアドバイスとか 考えたり、指揮練習ばかりやって、 自分を追い詰めていた。