◯◯(主)
◯◯(主)
◯◯(主)
私達が産まれた頃から、両親は、王子、王女って、訳ではない。
私達は、とても、貧乏だった。
私と妹の扱いは、昔から、変わらない。
これは、昔の話だ。
香菜(カナ)
王女
妹
王女
妹と違って、何も出来ない事ぐらい、私だって自覚してる。
だけど、その言葉、私は、大嫌いなのだ。
出来るように、誰も知らない所で、"努力"してるのに。
それから、夜になり、松明をつけた。
香菜(カナ)
妹
香菜(カナ)
その瞬間、妹が、松明を、落としてしまった。
妹
どんどん、家が燃え始めた。
王子
王女
王子
香菜(カナ)
香菜(カナ)
棚が倒れ、香菜の、足の上に落ちた。
香菜(カナ)
香菜(カナ)
香菜(カナ)
そこには、火にお父様達の影が、こちらを、見ていた。
助けてくれる。
そう思ったのに。違ったみたい。
後ろを向いて、そのまま、進んでいって行っちゃった。
その後、街の人々が、助けてくれたみたい。気絶してたらしくて、記憶にないけど。
それから、火にある影が、怖い。
もちろん、火だって、怖い。
だけど、エースの能力の火は、違う。
これは、エースの火だから。
安心するし、落ち着く。
だから
嫌いじゃないし、怖くもない。むしろ、好きだよ。
咲良(さくら)
エース
香菜(カナ)
◯◯(主)
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◯◯(主)
◯◯(主)
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