結
光
光
ある冬の日
僕は運命の人に出会った
結
光
光
光
僕はそう言ってその場を去ろうとした
結
光
結
光
結
結
僕はこの人を信じることにした
光
結
その人は僕の手をぎゅっと握って走り出した
その手は暖かかった
結
僕は恐る恐る入る
だって、立派な家だから
光
結
光
あぁ、この人は優しいな
こんな僕に優しくしてくれるなんて
光
光
結
目が合う
僕は咄嗟に目を逸らす
結
光
結
結
結
光
結
僕は風呂を入り終わる
あの人の所へと向かう
結
光
初めてだった
この、醜い顔が綺麗だなんて
こんな、傷だらけで汚い顔を
今、この瞬間
初めて言われた
光
結
結
この人はいつも無表情だった
だけど
この人はいつも心が綺麗だ
心といわず
この人の全てが
僕には美しく見えた
結
光
光
結
結
光
あの日から僕は結と色々なことをして遊んだ
楽しかった
光
結
光
結
光
光
光
結
結
珍しく表情を変えた
僕はそれが嬉しかった
光
結
光
ずっと
ずっと
空っぽだった心
その心が今
結で埋まろうとしていた
光
光
結
結
結
光
初めて姉さんの笑顔を見た
僕が
姉さんを守るんだ
ある日
僕はいつも通り姉さんと遊んでいた
結
光
結
僕の手元に置かれたのは
キラキラした青いイヤリングだった
光
結
光
結
結
光
翌日
姉さんが僕の前から姿を消した
何処を探してもいなかった
光
その日はとても寒かった
僕は姉さんとよく遊んでいた所に走った
光
雪が積もってよく見えなかったが
下に何かが落ちていた
光
見てみるとこの紙は姉さんが書いたモノだった
この紙を見つけた誰かへ この紙を見つけた人は、光という赤髪で黄色の目の男の子に渡してください _____________ 光、ごめんね 言葉も無しに行っちゃって 光には黙っていたけれど 私は想十という特別な家系です。 家の連中が強制的に東京都立呪術高等専門学校の近くに引っ越すと言い出しました。 私はその学校に入らなければならないから もし、私に会いたかったら 立派になって私に会いに来てね。 結より
光
光
光
光
光
数年後
僕は立派になった
呪術師として
高専に入ることになった
光
硝子
硝子
光
硝子
光
硝子
光
硝子
光
硝子
光
光
頭の中が真っ白になった
姉さんが死んだ?
光
その日、俺の生きる意味が無くなった
硝子
光
硝子
硝子
硝子
光
硝子
光
硝子
俺は姉さんを守るために
もっと
もっと
もっと
強くなることを決心した
そして今
やっと会えた
光
結
姉さんはいつもの優しい笑顔を見せる
光
結
結
光
光
結
悟
光
光
悟
光
悟
結
姉さんは奴の頭を優しく撫でていた
悟
光
光
結
硝子
説明しよう by主(急に
そのヤバい絵面とは
24歳児と21歳児が小3の少女に頭を撫でられている状況のことである!!
悟
光
硝子
3年後