優雅(10)
榎戸(17)
俺は言われた通り榎戸について行った
そしてとある部屋の前を通った時
ガシャン!!
何かが割れる音がした
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
俺は恐る恐る榎戸に聞いた
榎戸(17)
詳しくは言えない
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
その頃部屋の中では…
ガシャン!!
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
十誇(13)
榎戸(17)
話してごらん?
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
優雅(10)
優雅(10)
優雅(10)
俺は今までにあったことを全て説明した
アスカのこと、聖葵のこと、父親のこと
一通り話終えると榎戸はニコッと微笑み俺の頭を撫でた
榎戸(17)
そう言うと榎戸は立ち上がった
榎戸(17)
優雅(10)
数分経つと榎戸は戻ってきた
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
自分の家に戻ってもいい
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
俺が我慢すれば…
榎戸(17)
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
数分前
プルルルル、プルルルル
父親
榎戸(17)
式神 榎戸です、ちょと…
榎戸(17)
榎戸は低めのトーンでそう話す
父親
榎戸(17)
ほんとに死んでます?
父親
じ、事故で…っ!』
父親
俺の大切な…子だったのに…!』
父親はそう演技をして答えた
その話にイラッときたのか榎戸は1度ケータイを顔から離すと舌打ちをした
榎戸(17)
父親
榎戸(17)
父親
榎戸(17)
生きてますよね、彼
父親
父親
榎戸(17)
どうせあなたが命令したんでしょ?
榎戸(17)
榎戸(17)
父親
榎戸(17)
榎戸(17)
榎戸(17)
榎戸(17)
普通の子供のように接してあげてください
父親
榎戸(17)
榎戸(17)
榎戸(17)
榎戸(17)
父親
優雅(10)
榎戸(17)
優雅(10)
榎戸(17)
榎戸(17)
優雅(10)
数日後
アスカ(9)
優雅(10)
アスカは俺の方に走ってくるとガバッと抱きついた
アスカ(9)
優雅(10)
アスカ、何もされてない?
アスカ(9)
優雅(10)
あれ?アスカ新しい服買ったの…?
アスカ(9)
四次元空間…?がある服で成長とともにサイズも大きくなるんだって!
優雅(10)
アスカ(9)
確か優兄のは能力を使っても魔力が殆ど減らなくなるやつだって!
優雅(10)
アスカ(9)
優雅(10)
アスカが俺から離れると門の近くに聖葵がたっているのを見てた
とてもほっとした顔でうっすら笑みを浮かべていた
優雅(10)
聖葵(17)
優雅(10)
アスカ(9)
せ、聖兄も行こー!
聖葵(17)
数時間後
聖葵自室
アスカ(9)
聖葵(17)
何かあったか?
アスカ(9)
聖葵(17)
アスカ(9)
聖葵(17)
話ってなんだ?
アスカ(9)
聖葵(17)
あんなことしたら
聖葵(17)
聖葵(17)
アスカ(9)
優雅(10)
アスカ(9)
優雅(10)
お母様が呼んでたよ
アスカ(9)
優雅(10)
アスカ(9)
ご飯ももう食べ終わったし食器片したら行くよー!
聖葵(17)
五分くらい前に食べ始めたばかりなのに…
アスカの足元を見るとかなりの大きさの皿が置いてあり どうやらそれをすぐに平らげたようだ
それに比べて聖葵は5分の1くらいの量しか食べ終わっていなかった
優雅(10)
お前はまたそばか…
聖葵(17)
聖葵は驚いたように俺を見るがすぐに俺の言葉に反応した
聖葵(17)
まぁ、蕎麦は好物だし…
アスカ(9)
アスカ(9)
聖兄明日から冬休みが終わってまた寮生活が始まるから
今日中に沢山話しときなよ〜
じゃあね!
アスカはそう言うと皿を持って部屋から出ていった トタトタと軽い足音を鳴らしながら
聖葵(17)
優雅(10)
話すのはアスカと母さんの前でだけ
聖葵(17)
俺は仕方なく聖葵の話に耳を傾けることにした
聖葵(17)
聖葵はそう言いながら俺に黒い布を差し出してきた 俺はそれを受け取り布を広げた
優雅(10)
聖葵(17)
優雅の能力は扱いが難しいし
きっと魔力の消費も激しいと思うから…
聖葵(17)
だからきっと能力が使いやすくなると思うんだ
聖葵(17)
優雅(10)
聖葵(17)
優雅(10)
優雅(10)
とりあえず貰っとく
正直貰いたくなかったが作ってくれた本人の目の前で捨てるのはさすがに気が引けたのでどうせ腕は通さないが とりあえず貰っておくことにした
優雅(10)
部屋に戻る途中、何度も頭の中で引っかかっていたことについて考えていた
榎戸さんの「聖葵のこと、あんまり恨まないでね」という台詞に
それに聖葵が昔のように優しく接してくれていることに…
修羅着 優雅
修羅着 優雅
また気絶してたのか…)
修羅着 優雅
ノエル・テイラトー
修羅着 優雅
目には見えないがノエルは空気で細かい刃物を作っていて それを優雅に向けて投げていたのだ
修羅着 優雅
優雅は直ぐに察し逃げられないことを認識すると受け身の体制に入った
修羅着 優雅
なかなか攻撃が自分に当たらないことを疑問に思い優雅は目を開けた
蜩 聖葵
蜩 聖葵
見ると目の前には優雅を庇うようにして壁に手をかけて優雅の前に壁を作るようにしてたっている聖葵の姿があった
修羅着 優雅
蜩 聖葵
応援に来て欲しいって…連絡が来てね
ボタボタボダ…
床に何かが垂れる音がして優雅は床を見た
修羅着 優雅
見るとそれは真っ赤な血だった
その血は聖葵から垂れていて 優雅の代わりにノエルの攻撃を受けたようだった
修羅着 優雅
蜩 聖葵
能力を使う時間が無くて…
修羅着 優雅
蜩 聖葵
蜩 聖葵
蜩 聖葵
修羅着 優雅
蜩 聖葵
本当はお前のこと、大好きだから
修羅着 優雅
蜩 聖葵
蜩 聖葵
蜩 聖葵
呪いの内容は
蜩 聖葵
蜩 聖葵
修羅着 優雅
蜩 聖葵
聖葵は首元を優雅に見せた
そこには黒い模様が刻まれていた
修羅着 優雅
蜩 聖葵
蜩 聖葵
一緒にあのグリムを倒そうじゃないか
修羅着 優雅
蜩 聖葵
ほら立て、十誇たちが来る前に終わらせるぞ
修羅着 優雅
修羅着 優雅