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人気者になんてなりたくありませんでした

14 - 番外編 屋上の独り言

♥

35

2024年10月20日

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🎉リクエスト頂きました🎉

大我

わっ、をっ、ん…と

大我

…五十音階段上りチャレンジ失敗。

五十音を言い切る間に階段を上れるかチャレンジをしながら屋上へ向かう

が、失敗した

大我

冰もいないし…。

さっきまで音楽室に居たが何となくやる気が出なかった。

だから、今は立ち入り禁止のテープをくぐり抜けてここまで来ている

ちょっと寝てやろう、何なら授業サボってやろうという気分でドアノブに手をかける

大我

…およ?

小ーーさく声が聞こえる気がする

…さてはこの声、冰では?!

そのまま出ていこうかとも思ったが、音楽室で飯を食っていなかったこの恨み!

ちょっといたずらして晴らしてやる

と思いドアノブから手を離し作戦を練るべくその場にしゃがむ

____。

でかめの独り言…雰囲気は暗め…。

つまりっ

…何もわかんないけど

……大人しく耳を澄ます

やっぱり人間って愛想なのか…

んー…

人それぞれ…って言ったって

やっぱ直したいし

何かを食べながら話しているのだろう、たまに声がくぐもっている

…__になりたい。

ダーッ!大事なとこ聞き取れなかった

…ん、田中?

うん、んー。

樹からの電話?

何、みんな居るの?

…へぇー。

いや、基本音楽室だし。そのくらいしか僕も知らないよ

…もしや樹、俺を探してる?

うん、ばいばい

お、電話終わった

と思ったら俺のスマホの通知音が鳴り響く

オワッタ

ん?

ゆっくりと扉が開く

あ、みっけ。

大我

お、おー!冰じゃん!

ん、田中が探してたよ

大我

…?口角バグったの?

冰はいつも上がらない口の端を引き攣らせながら話してくる

…これ引きつってる?

大我

かなり。

…やっぱ駄目か

大我

笑顔練習?

大我

ちょっとさっき独り言聞こえてたけど

聞こえてたの?…じゃなくて、あれは………歌詞!そう、歌詞考えてた

大我

…ふーん?

大我

そっか

…ニヤニヤすんなー。

てか、今から屋上使うの?

大我

何となく気分で来ただけだし

大我

樹に探されてんならそこ行かないとね

へぇ…

なんとなーく寂しそうな雰囲気…笑

大我

冰も来たって良いんだよ?

…いや、僕はいい。

ちょっと悩んじゃってるし

大我

そう?

大我

じゃ!またね!

うん

自分から来たいって言うまで手引っ張って連れてって行ってやんねーかんな!!

にしても、「歌詞」ねぇ。

隠すのが下手すぎるんじゃないのかい冰少年。

危なかった

これは…ギリギリセーフ

いや、とてもセーフ

とても呑気な猫宮冰(高校2年生)であった。

ノリと勢いで書いたのでリクエストの意図に添えられていなかったら申し訳ないです🙇

ストーリーに支障のないぐらい、と考えながら書いてしまうとどうしても薄くなってしまいました

このような感じであればいくらでもリクエスト頂きます!

沢山書けるわけではありませんが、なるべく採用したいと思ってます

※恋愛要素はお話の路線上入れかねます

改めて、今回リクエストをしていただきありがとうございました!

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