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ゴーッ,ブォーン!!
早く逃げないと!!防空壕へ!!
町の人
龍太郎
桜
龍太郎
1945年。3月10日。 毎日爆弾が落とされていた時代。 最も酷かった。東京大空襲の話。
俺たちの住む東京に空襲があった。 その時はまだ15歳だった。 俺と桜は,こんな状況だったが付き合っていた。
桜
龍太郎
町の人
戦争が始まって,あまり食べ物はなかった。 何日ぶりだろう。食べ物なんて いつも水しか飲んでなかったな
龍太郎
桜
龍太郎
桜
俺たちはキュウリとチョコレートを半分ずつ食べた 防空壕の中で暮らすのは,恐怖の毎日だったが 食べ物があって良かった
3日後
龍太郎
桜
町の人
子供
今までの東京じゃなかった。 町中には死体や骨。 防災頭巾が落ちていた。
大好きだったあの店も 住み慣れたこの街も ぜーんぶ焼けた。
まだ小さい子が迷子。 親が死んでしまった子。 大好きだった奥さんが亡くなった人。
桜
龍太郎
龍太郎
桜
片付けをしていた,その時だった。
軍隊の人
龍太郎
軍隊の人