拝啓ドッペルゲンガー
「どうもこんにちは君の分身です」
何の冗談か目を擦ってみる
影が二つ伸びて
そしてまた幕は上がる
「もう1人自分が居たらとあなたは 言いました」
「そんな真摯な願いが君を 呼んだのさ」
そりゃ願ったとも
艱難辛苦全ての代行者
過程はいいから結果を下さい
無意味で無意義な代償
ねぇこんな事より
大事なことがあるんだよ いいだろ
「ええやりますやります 何でも やります」
「僕は君の分身です」
含み笑いで救済者は謂う
拝啓ドッペルゲンガー
君は君は誰?
嗚呼 混濁と交差して僕は誰?
ねぇ有りもしない#0と#1
証明の根拠なんて何処にも
拝啓ドッペルゲンガー
誰は誰は君?
蝕まれた存在に世界は気づかないね
鳴り止まない 冷めやまない
奇跡の輪廻が
狂った正解を染め上げてルンパッパ