コンコンッ
ビィラン
あ"?誰だ
ガチャッ
蘭
失礼します~
ビィラン
要件は?
蘭
三途に色々聞いたんだけどさ
蘭
最初に三途が喋りかけた時
蘭
俺たちのことが見えるかみたいなこと言ってたらしいじゃん。
ビィラン
あ~
こいつ勘が鋭いタイプか。
けどみんなが昨日言わなかったってことは
言いたくないということ。
なら俺は隠す。
蘭
なんで?普通の人間なら見えるでしょ?
ビィラン
言っただろ?あいつは吸血鬼って。
ビィラン
普通人間には吸血鬼は見えないんだよ。
ビィラン
それと俺達は吸血鬼じゃない。
ビィラン
あいつと契約してるんだ。
蘭
契約?
ビィラン
俺たちの血をやってるんだよ
ビィラン
吸血鬼の食料は血
ビィラン
ほかのいい人間がいなかった時用みたいな感じだ。
ビィラン
だから一緒に行動している。
ビィラン
血をあげる代わりに俺達のやって欲しいことをやってもらってる。
蘭
今回は透明になったと。
ビィラン
嗚呼。
ビィラン
だからあの時なんで見えたのかと口に出したんだ。
こんな嘘で通じるのか?
蘭
へ~
蘭
これはどういうこと?
ピッ…(録音を見せる)
蘭
あの子達は一人一人違うこと言ってるけど。ニコッ
ビィラン
そうか?
ビィラン
俺は言っただろ?
ビィラン
やって欲しい事をやってくれる。と
蘭
そうだね。
ビィラン
だからあいつにやってもらうことは一人一人違うんだ。
ビィラン
それと吸血鬼側のルールで契約内容を教えることは出来ないらしい。
ビィラン
だから全員何をあいつにお願いしたかは分からない。
蘭
…そっか
確かにその意見なら通る
そんな都合のいいことがあるのか…?
だからってこれ以外の方法が分からない。
とりあえずはこのままでいいか
蘭
そうなんだ~色々面倒臭いことしてごめんね
ビィラン
嗚呼。別に大丈夫だ
蘭
うん。
バタンッ
ビィラン
疲れた
ビィラン
行くか。
仕事に
バンバンッ
バタバッ
ビィラン
よしっ。終わり
2月28日 今日は灰谷蘭に質問攻めをされた。 適当に嘘ついて誤魔化したが あいつは今後面倒くさそうだ。 勘が鋭いし頭も切れる 仕事もやった。意外と簡単だ。 まぁ。吸血鬼と協力しているのは 本当だがな…w