ナキ
触られる前の時みたいに
また変な感じに…)
みのる
ナキは振り返るとみのるが 腕を組んでナキを見ている。
ナキ
みのる
こっちこい。
ナキ
みのるの部屋
かずま
しずく兄の部屋
なんでのぞいてたの?
ナキ
ナキはかずまの目から目を逸らす。
しずく
ナキ
しずく
しょうがない。
もうお年頃だし、
教えちゃっていいかな?
かずま
説明できるのなら…
ドーゾ。
しずくはナキに エッチなことをしてたわけを話した。
ナキ
じゃ、じゃあそういうことを
皆さんはしてるってこと…?
かずま
でも,今度からは
勝手に見ちゃダメだよ?
ナキ
しずく
縄なんか持ってたんだ?
ナキ
しまうの忘れてた…!)
ナキ
ナキはまた目を逸らした。
みのる
ナキ
みのる
ナキ
みのるの言葉で ナキは下を向いてしまった。
かずま
怒ったりはしないから。
ナキはかずまの優しい声で 話すかどうするか混乱した。 そしてだんだん目がぼやけてきた。
ナキ
いつもは泣くことなんてない…)
前の主人の時は怒られても 泣きもしなかったのに…なんで?
ナキ
なんだろう…すごい…)
みんなの目線が怖い…。 見れない… どうしよう… 足が震えてきた…。
とうとうナキは涙をこぼし始めた。
ナキ
こんなに怖く感じるの…?)
(どう言えばいいか…
わかんないよ…)
するとつばさがナキの前にしゃがみ、 ハンカチでナキの涙を拭いた。
つばさ
話してごらん…?
ナキ
…ウッ,ウゥゥ…
だめだ… 怖い…
みのるがナキをベッドに座らせ、 つばさはハンカチでまた涙を拭いた。
かずま
ナキ
…コクリッ。
しずく
ナキ
自殺を…
かずま
ナキ
…しました。ヒック…。
ナキ
主
十三話
いかがでしたでしょうか?
しずく
ナキに強く言い過ぎだよ〜あれは。
みのる
もともと優しくなんか
できねぇんだよ!
しずく
強がりっぽくなったのやら…
小さい頃はよく
お漏らしすぐしちゃうくらい
心も体も弱かったno
みのる
うるせえ!!!
○ねえぇぇ!このクソ兄貴が!!
主
兄弟喧嘩が勃発!
しずく
主
主
ほらこっちこっち!危ない!
みのる
ドタドタ…
ふゆと
カシャッ(写真のシャッター音)
フフッ