赤ずきんと狼

赤ずきんと狼

死ネタあり

久しぶりに背景使ったよ〜ん。

俺は赤ずきんを被って外へ出た

赤ずきんはお耳を隠すために被ってる

もういじめられるのは懲り懲りだからね

小さい頃からいじめられてたせいで

森の方に引っ越すことになった

お母さんには本当に申し訳ないと思ってる

たくさん迷惑かけちゃったもん、

でも、いつも大丈夫ってお母さんは言う

俺はそんな優しいお母さんが大好きなんだ

今日はおばあちゃんの家に行くの

久しぶりにおばあちゃんに会うんだ！

お花でも積んでいってあげようかな

お花畑の真ん中に立ってる一本の木

そこに、誰かいる？

お母さんに言われたことがある

この森には狼がいるって

狼は危険で怖い生き物

会ったらすぐに逃げなさいって

でも、この狼さん

お腹を抑えて苦しそう

prさんは優しく微笑んだ

俺の聞いてた話と違う

この狼さんは、危険そうに見えない

昔から狼は危険な存在と言われてきた

悪者に仕立て上げられ、嫌われて

別に、何も悪い事なんかしてない

ただ、普通に暮らしてただけなのに

ﾊﾞﾝｯｯｯ！

怖かった、訳が分からなかった

急にお腹を撃たれて痛かった

死を悟ってしまったんだ

だから、痛みを忘れて逃げた

なんで、殺されなきゃいけないの

どうして狼は生きてちゃいけないの

怖いよ、...助けて

痛いほど気持ちがわかる

俺も、似たような経験をしたから

耳が生えてるだけでいじめられる

人外を見るような目で見つめられる

人が怖かった、助けて欲しかった

きっと、 prさんは俺と似たような気持ちなんだ

耳がぴくっと動いた

prさんの目からは大粒の涙が溢れてた

幸せそうに微笑む姿は

誰が見ても悪い狼には見えない

1人の、少年のように....

完全に忘れてた

急いで行かないと心配しちゃうよね

おばあちゃんは生き物を愛してる

だから、 きっとprちゃんも受け入れてくれる

そう思ったけど、大正解だったみたい

すぐに仲良くなってる...

お母さんにも帰ったら報告しよ！

素敵なお友達ができたって！

お母さんが赤いペンダントを渡してくれた

確かに、prちゃんに似合いそう

ペンダントを嬉しそうに見てるprちゃん

こっちまで嬉しくなってきちゃう笑

本当に楽しかった。

初めての友達ができて

一緒に笑い合って

何よりも幸せだった。

ﾊﾞﾝｯｯｯ

今日もprちゃん達に会いに行こうとしてた

けど、途中で聞こえた銃声

胸騒ぎがした

俺は急いで銃声の聞こえた方に向かった

目の前には血まみれのprちゃん

横にはおばあちゃんもいた

おばあちゃんは泣きながら

銃を持った人たちに訴えてた

俺は一目散にprちゃんに駆け寄った

どんどん冷たくなっていく体温に

俺は恐怖を覚えた

いやだ、いなくならないで

掠れた声で俺の名前を呼んできた

俺は必死に彼の手を握った

強く、強く...

これが、間違えだったのかな？

久しぶりの外だ

怖かったけど、おばあちゃんと一緒だし

きっと、大丈夫だよね

俺がおばあちゃんから目を逸らしたから...

いきなり血の匂いがした

おばあちゃんのいた方からだ

そこには足を押さえているおばあちゃんと

一匹の狼がいた

気持ち悪かった

皮膚を抉るような感触

初めて、この爪で切り裂いた

気持ち悪い、早く手を洗いたい...

そうだ、おばあちゃんが...ｯ

ﾊﾞﾝｯｯｯ！

痛い...痛い痛い

ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！！

なんで、俺は助けようとしただけなのに

辺りが真っ暗になっていく

苦しいよ、痛いよ

口の中が血の味で気持ち悪かった

喉から変な音しか出ない

俺、死んじゃうのかな...

おばあちゃんの声が聞こえる

本当に、優しい人なんだな...

rn....くん？、

その言葉を最後に君は目を閉じた

握っていた手も、ぐったりとしていた

辺りの花が、真っ赤に染まっていく

もう二度と帰ってこない

あの笑顔を見ることもできない

俺は、またひとりぼっちになるんだ

俺はそっと、銃を手に取った

そう呟き、銃を胸に当てた

ﾊﾞﾝｯｯｯ

ｶﾞﾗﾗﾗｯ

忘れないうちに、渡しとかないと

今度こそみんなで幸せになろーね。

赤ずきんと狼＿＿＿。

ずっと前から書いてたやつです

何回も保存し忘れて萎えた作品🙄

背景久しぶりに使ったけど なんか不慣れで操作がおぼつかなかった😑

背景使った方がいいか 使わない方がいいかどっちか教えて🥺

久しぶりに450タップ以上書きました((

またすとふぇすあるまじですか？

受験生には厳しいよぉぉぉ😭

♡→5000

続き考えてもないけど書こうかな

超えたらですけど🫠 (多分超えないから大丈夫だけどね