昔から、気分次第で行動してた。
その時に自分が一番「楽しい」と思うことを優先してた。
とある日は、
zm(小学生)
小学生A
小学生B
また別の日は、
小学生A
小学生B
小学生C
zm(小学生)
小学生B
zm(小学生)
こんな小学校生活を送っていた。
そして、中学生になった。
中学生でも気持ちに従って、
中学生A
中学生B
zm
中学生A
zm
zm
けれどある日、
中学生B
zm
中学生A
中学生C
中学生C
zm
中学生A
中学生B
zm
中学生C
zm
そう言って教室を出ようとした、
中学生A
その時、俺の中の何かが切れた気がした。
いつの間にか俺はあいつらに飛び掛かっていた。
昔から運動は得意だった。
男子二人にも勝った。
けれど、
カシャッ
その音が俺に呪いをかけた。
翌日
先生に呼び出しを食らった。
そんなことは予想通りだった。
あいつらが怒られんのかなーなんて軽く思ってた。
だけど違った。
先生
先生
先生
「二対一で勝った」
「やられた方が被害者」
「やった方は加害者」
世の中は、そんなくだらない理屈で回っていた。
あいつらは聞く耳なんて持っていなかった。
でも先生なんてどうでもよかった。
地獄はここからだった。
バシャッ
水がかかった。
zm
いや、かけられた。
中学生D
中学生D
パチパチパチ
まばらな拍手が鳴った。
zm
中学生A
中学生C
そう言ってスマホの画面を見せてくる。
そこに表示された一枚の写真。
あの時に撮られたものだった。
中学生B
みんな、友達だから分かってくれると思っていた。
強者と弱者
強者を前にした時、弱者はどうするか?
答えは二つ。
強者に媚びへつらうか、
弱者同士で力を合わせて
強者を叩き落すか。
それからのことはほとんど覚えてない。
いじめられ、
殴られ、
の繰り返し。
しかし、たった一つだけ幸運だった。
我が家は、転勤をよくしていた。
それからほどなくして、引っ越すことになった。
新しい環境。
あんな酷いいじめなんてされない。
そんなことは分かっていた。
けれど、刻み付けられた恐怖は自由を殺した。
中学生a
中学生b
「みんなに合わせなくちゃ」と恐怖が叫ぶ。
zm
中学生a
それからは、「みんなに合わせる」の繰り返し。
やっていることは簡単。
だけど、苦しい。
自分を殺して安全圏にしがみつく。
そんな日々は単調で退屈で。
何をしていたかなんて記憶に残っていない。
そんな日々も親の転勤が決まり、終わりを告げた。
こんな自分大嫌いだ。
だから、自分の思うように生きる。
もう一度、あの時の自分に戻ろう。
恐怖を押さえつけ、そう決意した。
あの頃のように、
中学生1
中学生2
中学生1
zm
あの頃のように、
中学生2
中学生1
zm
あの頃のように、
中学生1
中学生2
zm
戻れない。
勇気が出ない。
恐怖が刷り込んだプログラム通りに動く。
昔の自分になれない。
死んでしまった過去の自分。
屍のような今の自分。
生きる意味なんてあるのだろうか?
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
3件
ゾムさん自分らしく生きることはいいことと思うよ