テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

学園長

それで、手掛かりをこの中から__ですか…

雨明

晴〜

晴明

歩きにくよ〜雨〜

飯綱

無理じゃね?

凛太郎

やっぱり散らかってますなぁ

烏丸

まぁ、もしかしたらお金とか落ちてるかも知れないし〜

恵比寿

まぁ、見つかるでしょ

〜探し中〜

烏丸

あっ!500円⁉︎

飯綱

うげ、カビたパン…

晴明

ウギャッ!転けちゃったよ〜

凛太郎

痛った‼︎なんでこんな破片落ちてんの〜!

雨明

うげ…下着も散らかったやがる

学園長

お酒の匂いが充満してますねぇ

恵比寿

あ、1000円

烏丸

えっ⁉︎1000円!頂戴‼︎

恵比寿

まぁ、別にいいけど

烏丸

よし、これを倍にして…

学園長

辞めとけ

恵比寿

あ、なんか本見つけたよ

飯綱

家系図とか書いてないのか?

恵比寿

埃かぶってて読みにくいけど…

廃れる___もし、力を再__させる童が現れる時、速やかに処__せよ。そうしなけ__、天から__が降り注__ろう。

恵比寿

家系図ではなさそうだけど…

烏丸

この、速やかに処…で、途切れてるの絶対処分だよねぇ

学園長

力…もし、ここが本当に私と関わりがあるなら退魔の力などでしょうか

飯綱

他のページはないのか?

恵比寿

ほとんど破れてるけど…最後の書き込みがあるね

もしも、この文を読んでいるなら、私を恨め。先祖を恨み、力を蓄え…そして、_____を殺してくれ。 これさえ叶えば私も_____することが出来る               蘆屋

凛太郎

古いから所々霞んでますなぁ

晴明

僕、これちょっとだけわかるかも知れない…

学園長

!本当ですか

晴明

たぶん学園長との関係とかじゃないんですけど…

烏丸

けど?

晴明

明晴くんだった時の記憶がちょっとあって…その時に母親が…

晴明

「ごめんね、これは決まりだから」って明晴くんを殺しかけてたような…?

恵比寿

決まり…

学園長

なら、母親に聞くのが一番ですね

学園長

もしもし、明くん

たかはし明

なにか見つけましたか?学園長先生

学園長

まぁ、私との繋がりはさておき明晴くん関係のメモが見つかりまして…

学園長

それについて母親が何か知っているようですので…

たかはし明

僕に聞いてほしいと

学園長

はい

たかはし明

こっちの要件が終わったらやってみますよ…そのメモを送っといてもらってもいいですか?

学園長

分かりました送っておきますね

たかはし明

じゃあ

学園長

では

蘆屋 明晴

何かありましたか?

たかはし明

いや、何でもないよ。中断させてごめんね

たかはし明

それじゃあ聞こうか

蘆屋 明晴

…はい

蘆屋 明晴

僕は人を殺しました

大好きな兄を

元々兄は体が弱かったんです

明雨

晴!来てくれたんか!

蘆屋 明晴

雨〜今日は大丈夫なの?

明雨

今日は調子ええねん!

蘆屋 明晴

それは良かった!

mob

明晴。そろそろ帰るよ

蘆屋 明晴

…はい!じゃあね、雨!

明雨

また来てな〜晴!

蘆屋 明晴

もちろん!

でも、お母さんは僕を殴っていました

mob

はやく、はやく!あんたがいるから…あの子が!

mob

はやく死んでよ…

蘆屋 明晴

おかぁ…さ、もぅやめ…

mob

ッ!

蘆屋 明晴

!ゲホッ

mob

やっぱり_____は正しかった。あんたさえいなけりゃ…

蘆屋 明晴

ごめ、んなさ…い

mob

はやく、早く…速く!死んで、そしたら…明雨は…!

蘆屋 明晴

いゃ…雨、

mob

気絶か…ごめんなさい…

蘆屋 明晴

(なんで…そんな顔を)

いつも気絶するまで殴られて、でもいつも起きると満足な量とは言えませんがご飯はありました 殺すと言われていたにも関わらず

蘆屋 明晴

ぃただきます

まぁ、中身は酷いものですけどね

蘆屋 明晴

固っ、どうやって食べよ…

ある日、いつも通り雨に会いに行く途中 聞いてしまったんです

mob

ねぇ、知ってる?352号室の安倍くん、ドナー受けるんだって

mob

え、でも今から見つかるものなの?何人も待ってるでしょ

mob

それが…ここだけの秘密なんだけど…

弟さんが名乗り出たらしいよ

蘆屋 明晴

え、

mob

え⁉︎嘘!

mob

ほんと、ほんと!お母さんもう泣いてたんだから!

mob

へぇ〜____

mob

___!_____

蘆屋 明晴

(うそ、何で…ドナー?どこの?)

蘆屋 明晴

雨に会いに行かなくちゃ

蘆屋 明晴

雨!

明雨

晴!また来てくれたんか!

蘆屋 明晴

雨…ドナー見つかったって本当?

明雨

おう!お母さんが言ってたねん!優しい人もおるんやな

"心臓"分けてくれるって!

蘆屋 明晴

…うん。そうだね

その時に悟りました…ご飯をくれていたのはこのためなんだと

蘆屋 明晴

…雨、お母さんは?

明雨

会社の人に呼ばれたんやって!

蘆屋 明晴

そっか…

生き残るために必死だったんです…だから

明雨

は"る?…何で、こ"んな

蘆屋 明晴

雨…

明雨

ゲホッゲホッ

明雨

どうしたんや晴?急に首絞めてきて

蘆屋 明晴

…雨のドナー僕なんだ、僕が雨に心臓を渡すんだ

明雨

は⁉︎嘘やろ…

蘆屋 明晴

本当だよ

明雨

そんなことあってたまるか!晴は大切な俺の弟やぞ!

蘆屋 明晴

…僕にとっても雨は大切なお兄ちゃんだよ

明雨

なら、えぇよ晴…

蘆屋 明晴

何が…

殺してくれ

蘆屋 明晴

ぇ…

明雨

別に俺は晴を犠牲にして生きていこうとは思われへん

晴明は生まれ変わったら死にかけでした

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2,400

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚