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もう、戻れない過去

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もう、戻れない過去

1 - もう、戻れない過去

♥

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2020年04月10日

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今回は、青い恋人でやります! 照史side 夕焼けに映ってる俺らの影が すれ違ってる、○○と俺の 精一杯の距離。 プルルルル

照史

!?

一回だけ鳴って切れた 着信音に慌てて飛び乗る バスの中で思い出す、夏の夜。

○○

街の灯を見下ろす
赤いテレビ塔。
私と、照史の秘密の場所やな。
でも、まだ鍵かけたくない…

繋いでいたはずの手が 音も立てず解けてく

照史

「ごめんね」の一言さえ
出てこん

○○side 「照史を幸せにするから」 なんて、ちょっと茶化して 言ったけど、伝えに行く。今度こそは

○○

愛してる

真っ白なTシャツではしゃいだ 砂浜。打ち寄せる波を避けて 遊んでた○○に恋した。

○○

めっちゃ波避けるの楽しい!
照史もやってみ!?

照史

びちゃびちゃなるで!‪w‪

○○

わぁーーー!

帰り道少しだけ遠回りした でも、隣で微笑む○○が居れば 他に何も欲しくない。 初めて手が触れて、伝わる温もり。 この時間がずっと続くように、 星空に願ってた。

照史

別れても、まだ好きやで。
この手で強く抱きしめたい。

○○side 今気づいた。私以上照史は、私を いつも愛してくれていた。 これからも。照史の代わりは、誰にも できん。

○○

お揃いの未来を見つめていたい。

止まっていた時計の針が 音を立てて動き出す。 ごめんね照史。今日まで少し 待たせたね。「私も、照史を 幸せにする」なんて、 ちょっと茶化して言ったけど、 伝えに行く。今度こそは、

○○

愛してる

おしまい 最後まで読んで頂き ありがとうごさいます!

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