都内某所、とある一軒家の中に入り、呆然とする俺らがいた。
いい意味で想像を裏切られたというか…イメージよりもずっと広く、ずっと綺麗だったのだ。
蓮
白虎
白虎は通常運転だが、俺はビクビクしている。 何故か?これからの生活が不安で仕方がないからだ。
どうなるのかもまともにわからないのに、シェアハウスだなんて… それに目的は歌い手グループ「シクフォニ」を潰すことだ。
蓮
白虎
そう言って白虎は乱暴に俺の頭を撫でた。 それと同時に扉が開く音がした。
いるま
最初に入ってきたのはしっかり者のいるま?さんか。 警戒しているようだが新しいマネージャーの話は通っていないのだろうか。
暇72
見覚えのある顔一つ、その後ろにもう一つ。
こさめ
みこと
すち
LAN
何というか…個性の大渋滞だな。 だが仲がいいことは見受けられる。 動画を見て予習してきたものの、上部だけの関係ではないらしい。
白虎
蓮
そういえば、少し警戒が解けたのか、彼らも自己紹介を始めた。
LAN
いるま
暇72
こさめ
すち
みこと
事前調査のおかげで名前を間違えるなどの凡ミスはなさそうだ。 少ししてから夕飯をみんなで食べるという約束をし、解散…
部屋もちょうどいい広さで感激していると、ノック音がした。
蓮
暇72
不思議に思いつつもその扉を開けるしか出来なかった。 部屋を見渡しながらおずおずと入ってくる暇72さん。
蓮
暇72
わずかに心が揺れる。 動揺するなだらしくないな、そう思いながらもコーヒーを淹れる。
蓮
暇72
蓮
暇72
わずがに俺の動きが止まった。 コーヒーを机に2人分おき、微笑んでスマホを差し出した。
暇72
マネージャー用のTwitterは、アイコンが子犬になっている。 般若などではなかった。
暇72
蓮
そういえば、暇72はハッとしたように顔を俯かせた。
蓮
そう言って俺は挑戦的に微笑んだ。
作者
作者
作者
作者
作者
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