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放課後
翔
杏帰るぞ〜
海
今杏いないよ？
翔
あいつどこ行った？
海
分かんない！
海
私は今日玲奈と先に帰る約束してるからもう帰るね！
海
じゃあね！
翔
じゃな
海が帰る
翔
あいつがちでどこ行った…
翔
(休憩時間に言ってた事と関係あるか…？)
翔
じゃああそこか…！
ｶﾞﾁｬ (扉が開く)
翔
杏！
杏
あれ？バレちゃったか〜笑
翔
なんでここにいるんだよ
杏
今までバレなかったんだけどな〜笑
翔
話逸らすなよ
杏
逸らしてなんかないよ
翔
じゃあなんで話さないんだよ
杏
しょーもない理由だからだよ
杏
別に翔に話すことじゃないから
翔
別にしょーもなくてもいいよ
翔
話したくないなら別にいいけど
杏
普通に1人になりたかっただけ
杏
みんなと一緒にいるのも楽しいけど1人の時間も好きだから
杏
しかもここ風気持ちいいよ〜
杏
鳥の鳴き声も聞こえて世界に1人だけみたいな感じで落ち着くから
翔
意外だな
杏
え？
翔
お前基本的に人と一緒にいるのが好きなイメージ
杏
人と一緒にいるのも好きだよ〜
杏
でも1人も同じくらい好きなんだよね〜
翔
ふーん…
杏
何？嘘だと思ってる？笑
翔
いや信じてるよ
杏
じゃあ何で不満そうなの？
翔
秘密にしとく必要あったか？
杏
別に聞かれてないし言う必要もないと思ったから
杏
ただそれだけ
翔
そ
杏
満足？
翔
一つだけ条件がある
杏
なーに？
翔
1人になる時は必ず俺に一言言え
杏
それだけ？
翔
うん
杏
なんでその条件？
翔
みんながいる時に1人になりたくなって勝手に居なくなったらみんな困るからな
翔
言い訳を言っといてやる
杏
ありがと笑
翔
ただ場合によっては俺も屋上に来る
翔
それが条件
杏
場合によっては…？
翔
例えばお前が無理してたら俺も来るってこと
杏
なるほどね…
杏
いいよその条件呑んであげる
翔
ありがとな
翔
じゃあ俺は帰るけどお前もう少しいるか？
杏
ううん私も帰る
翔
りょーかい
翔
じゃ帰るか
杏
その前に私荷物持ってこないと
翔
付き合ってあげてもいいけど？
杏
じゃあお願いしようかな！
翔
ん
杏
帰るぞ！
翔
はいはい笑
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