コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
記憶あり学パロ軸です
ミジ 記憶なし スア 記憶あり イヴァン 記憶なし(と思わせあり) ティル 記憶あり ルカ 記憶なし ヒョナ 記憶なし(夢だと思っている)
というつもりのものです
※めっちゃ自己満
※今回はイヴァティルのみ
何故か突っかかってくるようになった奴がいた
はじめはなにも気にならなくて
俺の中でただうっとおしいやつだった
でもそのうちそうじゃなくなった
「ティル」
ってあいつが呼ぶだけで
ふつふつと湧き上がってくる記憶は
最悪な気分だった。
ivan
ふと我に返ると、両手にカップを持った イヴァンがこちらを覗き込んでいた
till
ポツポツと雨音が室内まで聞こえてくる
さっきまでひどい雨で、帰れそうになかったところ不運にもこいつの家に留まることになった
だから今、こいつの手には二人分のカップが用意されていたのだった
ivan
ivan
till
悪態をついてやっても、イヴァンは変わらずニコニコとしていた
本当に嬉しそうに、ニコニコと
昔の記憶と重なった
till
ivan
till
ivan
ivan
till
ivan
till
あはは、食べないことには何も始まらないよ
とイヴァンはまた嬉しそうに笑ってはキッチンに向かった
静かな空間には、イヴァンの鼻歌ばかり響いた
今世でも、やっぱり歌うのか
歌われると、何とも言えない気分になった
外では、雨音が響いている
till
ivan
ivan
俺の表情を見てか、いつもの茶化してくるようなものは無かった
変わりに、少し真面目なトーンに変わることが分かる
ivan
till
ivan
何も知らないで笑ってるお前
頼むから、もう勝手に居なくなるなよ