⚠️注意⚠️
この先、センシティブな内容を 含みます
大丈夫な方のみ読み進めてください
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
否定は出来ない
あなたと繋がれたら
愛し合えたら
そう、思わなかった日は無い
でも、俺はシェイカーだ
この世界は 生まれてすぐに3つの人種に分けられる
俺たちはそれを「第二の性別」と呼び 重要な個人情報として、 面接などでもたまに聞かれる
ベースはリキュールと シェイカーはシェイカー同士でないと 繋がる事はできない
そして、ベースとリキュールが繋がるには 「承認」という、簡単に言えば結婚式のような 儀式が必要だ
同性同士での場合は、その儀式を 結婚式の代わりにする人も多いそうだ
「承認」という儀式は、至って簡単だ
神父の前で、愛を誓い合い、キスをするだけ 承認が完了すると、双方の肩の文字が 「C」へと変わる
ただし、その神父の役は
「ベースとリキュール、どちらとも 顔馴染みなシェイカー」 でなくてはならない
シェイカーが神父となり 儀式を進行し、承認を行う
「承認」という儀式に 年齢も性別も関係ない
そのため、生まれてからシェイカーと 分かったものには 「承認」について必要な説明や 儀式の進行について書かれた書物が送られる
承認外のものと繋がってしまった場合
つまり ベースとシェイカー リキュールとシェイカー ベース同士 リキュール同士など
「承認」できないもの同士で 恋仲になってしまった場合
双方の寿命が急激に縮まってしまう
書物によると 1年生きたものもいれば 数時間で息を引き取ったものもいる
だけど、1年以上生きた者はいない。 承認外の恋愛は、文字通り命懸けなのだ
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
1つづつ。1つづつ。
俺の服のボタンを外していく
この人はずるい。 俺が抵抗できないと知っていながら 手を止めようとはしない
澄桜 梓
浅野 唯月
あなたと繋がれるのなら 誰にだって頭を下げよう
それでも許されないこの思いは
どこへ向かえばいいのだろうか
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
強引で 荒々しくて 意地悪 優しく口付けてくれる梓さんは、もういない
それでも 今ここで死んでしまいたいと思うくらいには 幸せだ
全身をゆっくり愛撫し、少しづつ下へ
キスで口を塞がれながら 梓さんの指が、ゆっくりと俺の中へ入ってくる
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
されるがまま欲を出すと 梓さんは優しく俺を抱き締め、キスをしてくれた
澄桜 梓
頭に優しい温もりを感じながら そっと目を閉じる
ゆっくりと薄れていく意識の中、夢を見た
あなたの隣で、笑っている夢
気持ちの終わりへ立ち会うまでの 少しの贅沢
目が覚めても、覚えていられるだろうか?
翌朝
浅野 唯月
浅野 唯月
カーテンから差し込む光で目が覚めると 台所の方から、甘い匂いがしてきた
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
昨晩のことを思い出し 顔が熱くなる
それを見た梓さんは 少し気恥しそうに笑っていた
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
昨日シた時はタメ口だった…なんて とても言いづらい
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
なんとなく裏表のある人だとは 思っていたけど…
実際本人から聞くと、にわかに信じ難い…
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
そう言うと梓さんはクスリと笑い 俺の頭をポンポンと叩いた
澄桜 梓
浅野 唯月
こういう梓さんも……アリだ…!✨
そうして1日タメで話すことになった梓さんに 料理を教えて貰うことになった俺は 買い出しを終えた梓さんとキッチンへ立っていた
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
そんな事を言いつつ とても優しく教えてくれた
梓さんの言う通り、苦手意識さえ 無くせば案外できるものだ
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
初めてのちゃんとした料理にしては… よく出来たはず…
その後も食事をしながら、梓さんの得意料理や どの料理にも使えるコツ オススメの調味料など 色々な話が聞けた
食後
片付けながら 「敬語じゃない梓さんもいいなぁ」なんて 考えていると
入浴を終えた梓さんが 濡れた髪をわしゃわしゃと拭きながら 風呂場から出てきた
普段と違う少し男臭い梓さんも とても魅力的だ
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
俺の耳元でそう囁くと 言葉通り梓さんは寝室へ向かった
本当に、全ての電気を消して…
お風呂上がり、電気の消えた真っ暗な部屋を ゆっくりと進み、寝室の扉を開く
布団に座り本を読んでいた梓さんは 俺に気づくと、本を閉じ自身の横をトントンと 軽く叩いた
浅野 唯月
促されるままに隣へ座ると 静かに唇を奪われる
そのままベッドへ横たわると 上半身にゆっくりとキスを落とす 次第にそれは乳頭への愛撫に変わった
浅野 唯月
澄桜 梓
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
梓さんの指が くちくちと音をたてながら俺の中を出入りする
最初に感じた異物感は無くなり 快楽だけが脳へ伝わる
ゆっくりと、優しく 脳が蕩けてしまいそうなほど丁寧な指は しばらくすると俺の中から離れてしまった
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
固くなった梓さんのモノが 少しづつ奥へ入ってくる
出たり入ったりしながら ゆっくりと俺の中を梓さんの形に変えていく
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
決して許されないこの思いは
俺の生きている限りずっと、実ることは無い
それでも、あなたとこうして居られるのなら
命だってなんだって 捧げてしまいたくなる
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
浅野 唯月
澄桜 梓
浅野 唯月
澄桜 梓
どうか。諦めさせてほしい
汚れのない。純粋な想いのまま、終わらせたい
それでもこの手を離せない俺は
この人よりずっと……狡い人だ…
COCKTAIL
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