※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※
あの日から、あのカフェには行かなくなった。
ソクジンさんのあの笑顔を見たら、ソクジンさんが好きな人も、この笑顔を見たのかなと思うと辛くなる。
だから、家で、ソクジンさんが淹れてくれようたような珈琲を淹れてみようと思い、挑戦しているけど…
「違う…」 「違う…!」
「違うっ!」
全く上手くいかない。
私の舌が、あの珈琲を求めてる。
これは…行くしか……ない。
来てしまった…
まだまだ外は寒くて、終わらない冬のようだった。
ソクジンさんいるかな~?と思い、窓を覗くと、誰かと話していたソクジンさんの顔は笑顔で、あの幸せそうな顔をしていた。
…なんだ、私が居なくても、いいじゃない。
寂しいなんて、嘘だよね。
すると、窓越しにソクジンさんと目が合ってしまった。
私は耐えられず、その場から離れた。
サクサクと積もった雪が、音を立てては足跡を作る。
走って、とりあえずお店から離れようと思った。けど、無理だった。
なぜなら、私の手を、ソクジンさんが掴んでいたから。
🐹「○○さん…?」
「…なんですか、!」
🐹「…僕、言ったじゃないですか」
「何を!!」
🐹「…○○さんの為なら、いつでも淹れるって。」
🐹「…寒かったでしょう?」
🐹「寒い時に飲む珈琲は最高だって言ってましたよね。」
「……狡い、です」
ソクジンさんに会えて、嬉しいのに、幸せなのに、泣いてしまっている。
「…ごめんなさい、」
「…そうです、ソクジンさんの淹れる珈琲が飲みたくて、来ました、!」
🐹「僕も、久しぶりに○○さんに珈琲淹れたいです!」
好きな人がいたって、私は、ソクジンさんの傍にいたい。
ー カランコロン
🐱「ぉ、おそおせよ~」(いらっしゃいませ~)
「!、新人さん…ですか?」
🐹「そうなんです…!」
🐹「元々…僕の友人で、!」
「ぁ、そうなんですね!」
🐱「…どうも、//」
「じゃあ、ソクジンさん、ホットコーヒーお願いします!」
🐹「はーいっ」
*
🐹「どうぞ~」
「わぁー、ありがとうございますッ!」
待ちに待ったこの珈琲。
ー ゴクン
「あ"ぁ~!おいし~!(笑)」
🐹「良かったです(笑)」
🐱「…ヒョン、外で雪掻きしてきます」
🐹「!ありがとう!」
ー カランコロン
「…あの新人さん、お疲れですね、」
🐹「いつもああなんですよ(笑)」
🐹「いつもはあんなに冷たいのに、不意に優しくなる、少し不思議な人で…(笑)」
🐹「僕が、唯一信じている…」
🐹「…友人、です。」
ソクジンさんがあの新人さんのことを友人と言った時、今にも泣きそうになっていた。
「…?どうかしましたか?」
🐹「…僕…」
🐹「好きなんです。あの人のこと。」
「…えっ!?!?!?」
🐹「しっ、!!」
「ぁ、ごめんなさい」
「片想いしてる人って、あの新人さんの事だったんですか…!?」
🐹 …コクン
🐹「ユンギっていうんですけど…」
🐹「ユンギヤは、ここよりももっと田舎から生まれてきたんです」
🐹「だから、意外と古い考えで、同性愛自体、あんまり受け付けてないみたいで…」
🐹「だから、告白する勇気もないんです、」
「…同性だからといって、関係ないですよ。」
「ソクジンさんは、ユンギさんがソクジンさんの事を好きなってくれなくても、傍に居ることはできますから。」
🐹「…そうですよね、」
🐹「告白したとして、ユンギの友達でいられなくなるのは嫌です。」
「…辛いでしょうけど、…それが、恋ですからね、(笑)」
私が思っていることを、そのままソクジンさんに伝えた。
ソクジンさんが私のことを好きになってくれなくても、傍に居ることはできる。
もどかしい。私の好きな人は目の前にいるのに、好き、と伝えられない。
そして、私の好きな人は、私が絶対になれない、男性が好き。
この事実は変わらない。
まるで、今降っている雪のように、 いつかはこの恋も、この悲しすぎる気持ちも、溶けてしまえばいいのにな。
そう思いながら、私はソクジンさんが淹れてくれた珈琲を一口飲んだ。
皆さんこんちわえむです!
やっぱりBLにしてしまう私…(
在り来りなラストですみません🙇♀️💦
あと、ごめんなさい~~~!!!
ジンさんがほぼになっちゃいました😓
本当に申し訳ないです😭🙇♀️
代わりにまた短編やりますね!
と言ってるとふらぴてぃが…!🙄
どっちがいいのでしょうか…
悩みます🤔💭
こうしてると長くなるので、ここでお暇します🙇♀️
コメント
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おっと、、、好きすぎる…この物語…😍😍
んんんんんんん(
うへうへうへへ(?