テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

リンフォンとは?そう思った人のために少し話してやろう

これは数ヶ月前……

御前試合が終わり第2の色彩襲撃の前に凛さんと先生がとある護衛任務があったのだ

(詳しい話は「ゆっくりゆっききき」さんの動画を見てね♥)

これから話すのは…リンフォンが終わった話……

鏡華……

鏡華(きょうか)

あ、あの…なぜ私は抱き枕みたいになってるんですか……?

九重

…仲間が死んでな、その仲間に婚約者が居たんだ

鏡華(きょうか)

あぁ……責められたんですか

私を強く抱き締めている凛さんの頭を撫でると凛さんは唇をかみ締め私をただ強く抱き締めてきた

おれ……お前が死んだらお前の仲間を責め立てるかもしれねぇ…

鏡華(きょうか)

何でです?私が死んだのは私の選択…リンフォンの話は少し聞きました、お仲間さんが死んだのは「地獄」を開かせないため…

鏡華(きょうか)

街を守るなら女を守る……女を守るなら街を守る…ひとつを守るならいくつも守れる…自分が死ぬだけで守られるなら命なんて安い物よ

それでも俺はッ!俺は……おまえに…生きてて……

ッ……

鏡華(きょうか)

凛さんがもしその方の立場なら?

鏡華(きょうか)

私を守れるなら街を守る……街を守るなら私がまもれる…一石二鳥……

ッ……俺は…ッ……

九重

鏡華

鏡華(きょうか)

分かってます、でも……こういう選択は誰にでもいつかは来るものです、ここの業界なら

鏡華(きょうか)

……尚更、ね

俺が死んでも九重とかが守る…から、死んでも……いい

鏡華(きょうか)

ならその選択を私が貶すような事をしたら?

鏡華(きょうか)

「何で見殺しに」「何で守らなかった」…それを死後聞きたいですか?

それはッ……

鏡華(きょうか)

そのお仲間さん…今とても悲しいでしょうね…少し諭してきましょうか

九重

何するつもりだ?

鏡華(きょうか)

別に殴り込みに行く訳じゃありません、少し離れるだけです

九重

!!その札……

鏡華(きょうか)

転移結界用の札です

ダメだ……お前が行っても……

鏡華(きょうか)

別に死にに行く訳じゃありません、凛さんに水を吹っ掛けた女に少しきつく言ってくるだけです

九重

……気を付けろよ、鏡華

鏡華(きょうか)

殴り掛かる度胸があるなら殴られる度胸もある…そーゆー女、私好きっすよ笑

そう言って札に血を着け節を唱え「駒木」家に向かう

駒木家

転移を使うと玄関に居り…何やかんやで家の中に上げてもらった

駒木望(こまきのぞみ))なんの御用でしょうか…

鏡華(きょうか)

あら、ただ水を吹っ掛けられた恩返しですよ!

バシャッ!

望)!!あ、あなた_

鏡華(きょうか)

愛した男の選択に泥を塗って……楽しくて?笑

望)あなたに何が分かるの!私の愛した人を奪った人の恋人に丸め込まれるわけないでしょう!

鏡華(きょうか)

奪った?違うでしょう?奪った人は色彩のクソども…凛さんに水を吹っかけるのは違いません?

鏡華(きょうか)

彼は…貴方と街を守るために朽ちて行った…

鏡華(きょうか)

あなたはその優しさ…最期の優しさを踏み躙った……

望)そん……なの、わたし…だって……わかって…ッ

鏡華(きょうか)

貴方は大切な人を失った怒りをぶつけてしまった…行き場の無い怒りを……彼だって悔しかったでしょうね…

望)生きてて欲しかったわよ!もっとそばに居て欲しかったわよ!もっと……もっと…愛してるって…好きって……いって…欲しかったわ……

鏡華(きょうか)

私もヒヤヒヤしたわ、今回の任務で凄いボロボロになって…更に心まで傷つけられて……

彼女の濡れた顔や髪の毛…洋服を拭く

鏡華(きょうか)

人の愛を失った時ほど…狂ってしまう人はとても多く…根深いものよ

望)グスッ…グスッズビッ……かえってきてほしいよぉ…グスッ

鏡華(きょうか)

そうですね…彼も貴方に会いたがっているでしょう…

鏡華(きょうか)

いや…逢いたいから傍に現れてしまったのかしら

望)え……

鏡華(きょうか)

フフッ、黙るように言われてしまいました

望)ど、何処!何処にいるの!

鏡華(きょうか)

言ったでしょう?傍に居るって

望)〜〜ッ…会いたいわ…真一くん…グスッ

鏡華(きょうか)

彼はあなたのそばに居ます、そう悔やむ必要はありません……遺書と…あなたのそばに居る彼を…尊重してあげて下さい

望)は、はぃッ……

人は愛を突然失えば壊れてしまう…狂って……人に当たってしまう…悪いことでも無いし仕方の無いこと…

鏡華(きょうか)

(愛は最大の呪い……)

改めてそう思った……

話が終わったあと…部屋に戻る

鏡華(きょうか)

吹っ掛けて戻って来ました!

鏡華……

鏡華(きょうか)

どーしました?死ぬと思いました?笑

九重

お前…なんつーか……俺らに影響されたか?クールの部分だけ影響されろよ?

鏡華(きょうか)

クール……だと思うけど?笑

スゥ……スゥ……

鏡華(きょうか)

私に抱きついて寝ちゃって……この人は…可愛いんだからスリスリ

ん…スゥ……スゥ…

九重

本当…お前らはクールで可愛いな

鏡華(きょうか)

今1番可愛いのは凛さんですよ

九重

ま、子供みたいに寝て可愛いな

鏡華(きょうか)

先生もこっちに来て下さい、疲れたでしょう?少し、癒されていかれては?

九重

お前……自分が可愛いの気付いてるだろ

鏡華(きょうか)

さぁ?でも…彼女に癒されたい……と、言うのは全国共通男性認識では?

九重

それもそうだな笑少し肩借りるぞ

鏡華(きょうか)

えぇ、お好きなように身体を借りてください笑

九重

あぁ……

九重先生は私の肩に頭を乗せて気持ち良さそうに寝始めた

鏡華(きょうか)

よしよし…

2人の頭を撫で少ししていると私まで眠っていた

3人)スゥ……スゥ…

コンコン…鏡華さんいますか〜?って…寝てる笑

(羨ましいっすねぇ……仲良く3人で寝ちゃって笑)

スリッ……(綺麗な人っすね…ほんと、死んでもずっと傍に居たくなる位に…)

鏡華(きょうか)

ん、……んぅ…

(にしてもどうしようか…鏡華さんに見て欲しい書類があったんだけど……)

この世でいちばん怖い呪いは…愛だ…

(怖いな…人を1度愛してしまえば呪いに変わってしまうから…)

にしても羨ましいなコノヤロウ……

鏡華(きょうか)

ん〜…?ンヘェ♥

はぁ"〜…かわい……足に挟まれて僕も寝よ…

鏡華(きょうか)

ん、…スゥ……スゥ……

東方月華録 ご本人様には既に承諾済み

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚