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孤独 チャン
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40
ごぜん
56,900
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フェンスをまたいで表にいくと すごく清々しい気分になった
それと同時に 手が 足が 指が 体が ひどく震えた
刀也
震えた指で頬を触る
そこは氷のように冷たい
刀也
そう、冬だから
…決して怖気ついてなんかない
刀也
焦れば焦るほど体が強ばる 感覚があった
︎︎
僕はこの人生に価値が見いだせなかった
自分は恵まれていると、 何でもできなきゃと思って、 自分を好く努力だってした
だけどどうしても 自分が好きになれなくて
充実しているのに 何かが足りなくて…
刀也
誰もいないところへいきたい
大人になりたくない
寝ている間に死んでればいいのに なんて
何度思っただろうか
刀也
刀也
フェンスから手を離す
少しでも足を動かしたら すぐ飛び降りれる状態だ
刀也
刀也
たくさん仲良くしてもらった
揺るぎない愛情をもらった
だけど
…僕はそれでは足りなかったみたい
わがまま言うけど、迷惑かけるけれど
みんな優しいから
馬鹿な僕を怒ってくれるでしょう?
それならもう心残りはない
刀也
コメント
3件
こんにちは!いつもあーーさんの話が好きで読ませてもらっています(♡-♡)ちょうど推しもほぼ同じなんですよ!なので勝手に親近感があります✨更新頑張ってください!
うわあ……冒頭のフェンスをまたぐ描写から、もう息が詰まるような切実さが伝わってきました。「冬だから」って震えを合理化するところ、すごくリアルで苦しいです。自分を好きになれなくて、優しさすら重荷に感じてしまう刀也くんの心の内が、短い言葉のひとつひとつにぎゅっと詰まっていて。最後の「さよなら」の軽さと重さが胸に刺さりました。続き、どうなるんだろう……