グク
グク
家に帰ったあと案の定言われて しまったのだ
〇〇
隠し通すことはできない。 そう分かってるけど…
やっぱり言えない
グク
〇〇
〇〇
〇〇
グク
グク
〇〇
そんなことない。
服で見えないけどお腹には 複数の痣がある
ソアに蹴られてできた痣だ
〇〇
グク
グク
〇〇
〇〇
お兄にとって私は ただの妹だったんだね
私だけ好きでバカみたい
あんなキュンキュンしてたのも 馬鹿みたいに思える
〇〇
窓から見る外は真っ暗で とても静かだった
まるで私の心の中みたい
真っ暗で誰とも話したくなくて 嘘をつき通して…
何やってるんだろう私って
〇〇
〇〇
もう言葉が出なかった
悲しくて悲しくて なにもやる気が起き無かった
こんなこと初めてだ
こんなに失敗した人生は初めて
その時電話がかかってきた
〇〇
〇〇
テヒョン
電話の主はテヒョン先輩だった
〇〇
テヒョン
〇〇
テヒョン
〇〇
テヒョン
テヒョン
〇〇
テヒョン
テヒョン
テヒョン
図星だ
でもこんなの無理するしかないよ
〇〇
〇〇
テヒョン
テヒョン
テヒョン先輩なりの優しさが 私の胸には凄く突き刺さった
〇〇
テヒョン
テヒョン
テヒョン
〇〇
テヒョン
〇〇
テヒョン
ツーツーツー
グク
グク
〇〇
グク
〇〇
〇〇
グク
〇〇
〇〇
グク
グク
〇〇
〇〇
グク
〇〇
〇〇
グク
グク
グク
〇〇
グク
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
私は怒鳴り散らして部屋を出ていった
なんでなんなことになるの
私はお兄のこと大好きなのに…
翌日____
私はいつも通り体育館に呼ばれ ソアに虐められる
行かなかったらもっと虐められる
だから先輩の反対を押し切って ここに来た
ソア
ソア
〇〇
〇〇
ソア
ソア
〇〇
ソア
ソア
そう言ってソアはカッターを手に取る
なんで私だけこんな目に 合わないといけないのか
〇〇
〇〇
もう死んでもいい
なにもかも失敗に終わるんだ
入学当日は楽しかったのに
月日が経てばこんな目に合うなんて 思いもしなかった
ソア
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
自分から頼んでしまった
こんなことありえないのに
ソア
ソアは動揺を隠せてない
私がこんなこと言ったからだろうか
ソア
ズキッ
腕から血が流れる
何も痛みを感じない
気力がないんだきっと
〇〇
グク
グク
グク
ソア
ソアは持っていたカッターを 床に落とした
グク
ソア
〇〇
グク
グク
ソア
グク
グク
グク
お兄の怒鳴り声が体育館に響く
グク
グク
グク
グク
グク
ソアは号泣しながら出ていった
なんで来たの…
なんでお兄がここに来たの…
〇〇
〇〇
グク
〇〇
グク
グク
グク
〇〇
〇〇
ギュッ
グク
そう言ってお兄は私に抱きついてきた
〇〇
グク
ハグする力が強くなっていく
私生きてたんだ…
グク
グク
お兄は謝るばかりだった
〇〇
〇〇
グク
シーンとした体育館には 外の賑やかな声が響いている
そして私はお兄の背中に乗って 家へ帰った
コメント
6件
お兄ちゃんがグクだったらなぁ〜(バカ?
グゥ君やる時はヤリマスネ((