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いぶき
ん？
いぶき
千冬？！
いぶき
どうしたの、その怪我！！
千冬
…
いぶき
…千冬？
千冬
…大丈夫ですから、気にしないでください
いぶき
でもっ…
千冬
大丈夫ですって！
千冬
それよりも…場地さんの事で話したい事があります。
いぶき
え？場地？
千冬
はい
いぶき
じゃあ…とりあえず家ん中入ろう
いぶき
雨もすごいし
千冬
は、はい
千冬
…という訳で
千冬
場地さんは相棒を殴って東卍をやめると言い
千冬
芭流覇羅に入りました
千冬
俺は…止める事が出来なかった
千冬
本当にすみません…
いぶき
…千冬は、どうしたいの？
千冬
…え
千冬
俺、は
千冬
場地さんが東卍に戻ってもらって
千冬
今まで通りにバカやりたいです…
いぶき
…そっか
いぶき
私も同じ気持ち！
いぶき
だからさ、私も協力する
千冬
え？！
いぶき
ほら…人数は多い方が心強いでしょ？
千冬
そ、そうですけど…！
千冬
でも…危ない事になるかもしれませんよ！
いぶき
…場地は小さい頃から私をいつだって助けてくれたの
いぶき
今度は私が助ける番！
千冬
わ、分かりました、！
千冬
相棒に言っときますね！
千冬
…ところで
いぶき
ん？
千冬
場地さんって小さい頃どんな感じだったんですか？
いぶき
…んー
いぶき
今と変わんないバカで精神年齢5歳のガキ！
いぶき
かな
千冬
が、ガキ…
いぶき
…でもね、私の事をいつも助けてくれてた
いぶき
例えば…
近所の人
ほら…いぶきちゃんだってまだ小さいのに
近所の人
いぶきちゃん一人だけ残してあの世に行くなんて…
いぶき
…
両親が死んだ
みんな私の事を可哀想な目で見る
いぶき
…
場地
…いぶき
いぶき
…なに
場地
俺は、ずっと一緒だからな
いぶき
…そんなのわかんないよ
場地
じゃあ、約束するぞ
いぶき
…は？
場地
俺は、お前が死ぬまで死なない。
場地
約束だからな！
いぶき
…！
場地
ほら！ずっと一緒な！
いぶき
…バカじゃないの？
場地
は？！
いぶき
…でも、ありがとう場地
場地
おう！！
いぶき
って事があったな
千冬
え、じゃあ今1人で暮らしてるんですか？
いぶき
ううん。おばあちゃんと暮らしてる
千冬
じゃあ良かったです！
千冬
…でも、小さい頃から場地さんかっけー！
いぶき
バカの間違いじゃなくて？
千冬
ひどっ？！
いぶき
うそ。…場地、かっこいいよね
千冬
…！！
千冬
（これは…少女漫画で見た恋する乙女の顔だ！！）
いぶき
え、なに？
千冬
いや！なにも！…ﾆﾔﾆﾔ
いぶき
きも
千冬
ひどっ？！？！
場地
…
いぶきの部屋の方向を見る
場地
…絶対に、守るからな…
場地
いぶき…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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