ここは
君と初めて出会った場所
君に思いを伝えた場所
君とよく一緒に歩いた場所
君とと最後に会った場所。
上を見上げれば
銀杏の葉が黄色に染まっている
紅葉の葉が赤く染まっている
君と会ったときも
確かそうだったよね
あの秋の日
いつもの様にここを歩いて
いつもの様に笑いあった
君も
今何処かで
同じ様な景色を見ているのかな
また会えるかな
もし会えたら
またあの時みたいに笑い合ってくれるかな
この季節になると
また君との記憶を思い出す
舞い降りた赤い葉が
何かを伝えているような気がした
また「秋」が来たことを
伝えているような気がした
もしもう一度、もう一度だけ
君に会えたなら
僕は何と伝えるのだろう
コメント
3件
読む秋……✨ 素敵すぎます フォロー失礼します!
うわぁ儚い…なんで彼女は主人公の隣に居ないのかなど、妄想が膨らむお話ですね…