男装女子は〇〇〇！？

私はひたすら走った

誰もいないところへと思いながら

私は弥樹に抱きついた

弥樹は腕を広げて 待ってくれていた

私が泣いていた時 弥樹はずっと見守ってくれた

私はもう一度 保健室に行ってみることにした

その時誰かが保健室から 出てきた

突如笑う目の前の桜さんに 首を傾げる

すると桜さんは 悪い顔をして笑った

そう言って桜さんは 私の横を通っていった

どういうこと…？

徹は私のこと好きって…

でも桜さんのことが好きで…

桜さんも徹のことが好き

これって……

とその時

保健室からもう一人でてきた

私は一度言いかけて ぐっと飲み込んだ

『気安く呼ばないで“仮”の癖に』

徹、及川さんが私に 手を差し伸べた

そして

私はその手を弾いていた

そう言って私は逃げた

及川side

そう言って天音は行ってしまった

俺は取り敢えず 追いかけてみることにした

誰だかわからない人が 急に話しかけてきた

俺はその時分かった

原因が“桜”だってことを

そして、あの時帰ったのも

あのノートのことだということも

結局このまま 終わっちゃうのかな…

私がもう一度 大きくため息をついたとき チャイムがなった

及川side

俺はここに来る前に 1回家に帰って確かめた

俺の予想通り 桜のことが好きだった頃の ノートだけ抜けていた

多分今、天音が持っているんだろう

だからこそ俺は 気持ちを伝えたかった

私はある一定のリズムでなる チャイムに呆れていた

私がそう考えていると 『ガチャリ』と鍵を開ける音がした

俺はポケットから鍵を取り出して ドアを開けた

そうこうしていると ドアの前に人の気配を感じた

コンコンコン

及川さんのどす黒い声が 私の部屋に届く

その声は私の背筋を冷やしていく

次の瞬間 鍵をかけていたはずのドアが 簡単に開けられた

及川さんのその顔は 悪魔そのものだった

私は一歩下がる

私が下がる分 及川さんは進んでくる

私が言いかけた時 及川さんは口を塞いできた

徹の目には光がなかった

ドサッ

及川さんは私の両腕を掴んで 頭上で固定する

及川さんは態と 耳元で喋ってくる

どうすればいいんだろう

このまま本音を伝えるべきか？

それとも桜さんに……

いや、

当たって砕けよう！

Chu♡

徹は私に手を差し伸べた

とか言いながらも 私は手を取った

こうして私は無事 徹と仲を戻せた……のかな？

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‧˚₊*̥Have a nice day ✧*｡