獅王
あ゙ぁ゙ッ!
獅王
ほんまこれ動きずらいわ゙ッ!
シュッ
タタタタタタタタッ
獅王
おっだッ!!!
呪霊に斬りかかる
シュッ
獅王
避けた?
獅王
ただの呪霊やないな。
獅王
ッ?!
獅王
お前ッ?!
千璃
久しぶり。
千璃
会いたかったでしょ?
獅王
なわけあらへんやろ。
獅王
この阿婆擦れ女。
グサッ
肩に刀を刺す
獅王
ッ!!
千璃
無礼よ獅王。
千璃
妖怪ごときを相手にしすぎて。
千璃
動きが鈍ってるんじゃない?(笑)
獅王
うっさいのぉ。
獅王
御老人はゆっくりしとった方がええんとちゃう?
ニヤリッ
シュッシュバッ
恋珀
ッ...!
恋珀
獅王。(隠)
獅王
お前そこ鈍ったんちゃう?(笑)
ブシャッ
千璃
ッ?!
千璃
またあの時みたいになりたい?
獅王
ッ!?
恋珀
獅王、顔色が悪い。(心)
千璃
動揺してるのね(笑)
千璃
ッ...
千璃が恋珀の方を見る
恋珀
ッ!!
恋珀
目が合った。(心)
千璃
まぁ、そうなるのもおかしくないわね。
千璃
あれはほんっとに!
千璃
悲惨だったもの。
獅王
ッ...(息荒)
千璃
可哀想にね。
千璃
ほんと。
恋珀の耳元で言う
恋珀
ッ?!
千璃
この子、獅王のガールフレンド?
恋珀の首に刀を当てる
獅王
ッ!?
獅王
恋珀゙ッ!!
恋珀
獅王、ごめん。
獅王
なんでここにッ
千璃
やっぱそういう関係ね。
獅王
ちゃう!
獅王
そいつは...。
千璃
いいのよ隠さなくて。
千璃
わかるから。
獅王
そいつを離しや!
千璃
お断り!
獅王
ッ?!
千璃
あなたの大切なものは全て奪う。
千璃
あなたがやったようにね。
獅王
ッ...!
獅王
離さへんのやったら。
獅王
力ずくで引き離したる。
獅王
ッ...。
獅王
~~~~~~~~~。
呪文を唱える
シュッ
ギギギギッ
千璃
無理に決まってるでしょ!
獅王
大口叩けるんは今のうちやでッ!
ズシャッ
獅王
ッ゙ッ゙...!
獅王
恋珀ッ!!
獅王
手伸ばせッ!!
恋珀
獅王ッ!
グサッ
恋珀
ッ...!!
獅王
ッ!?
ガタッ
獅王
ッ...!!
獅王
恋珀゙ッッ!!!
タタタタタタタッ
獅王
恋珀ッ!恋珀ッ!
獅王
起きろッ!恋珀ッ!
千璃
無駄よ。
獅王
ッ!?
千璃
あなたと同じ、毒を刺し呪った。(笑)
獅王
ッッッ...!!!
千璃
生き残るには、無理かもね(笑)
獅王
ぶざ゙げん゙な゙ッッ!!!
千璃
バイバ〜イ!
シュッ
獅王
恋珀ッ...
獅王
起きろ...
獅王
あかんで、眠ったらあかんで。
獅王
虎さんや。
獅王
虎さんに見てもらうけん。
獅王
安心せぇ
タッ...タッ...タッ...タッ...タッ...
タタタタタタタタッ
虎
獅王ッ!
獅王
虎...さん...。
虎
何があったッ。
獅王
千璃や...。
獅王
千璃が...恋珀を...
虎
恋珀殿。
虎
聞こえるか?
恋珀
ッ...
獅王
俺と同じ毒を...呪いをかけたって。
虎
ッ...。
虎
獅王、残念だが諦めるしかッ
獅王
絶対に嫌や゙ッ!!!(泣)
獅王
こいつだけは...嫌や...。
虎
助かるには、誰が別の者に毒と呪いを移さなければならない。
獅王
俺でええッ!
虎
何をッ!?
獅王
移すなら俺でええッ...
獅王
せやさかい、絶対死なせんとってください。
虎
お前の命が危なくなる。
獅王
そんなんせんど経験してきたわ。
獅王
俺は死ねへんから大丈夫。
獅王
こいつのためやったらどうなってもええから。
虎
覚悟した方がいい。
虎
いいな。
獅王
御意。







