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赤髪の白雪姫

第4話 - 約束、輝くその時に

2022年08月22日

#赤髪の白雪姫

#オリジナル

柚木かほ🌙👻(元かほりん)

夜・・

白雪

ふあー
(さっきまで寝ていた)
私また机で寝て・・
(のび〜した)
(カキカキ✍️)
(勉強をしている)

朝になった・・

白雪

はあ〜気持ちい〜
(風にあたってる)
(この街この国に
降り注ぐ光が照ら
してくれる・・
これから選びゆく
先を・・私の中の
新たな思いを・・

クライネスの門では・・

おじいさんはいよ！ (何かを見せている) 兵士1 ((｡_｡`)ｺｸﾘ) うん！ (おじいさんが物を運んでいる) 兵士1 白雪殿！

白雪

こんにちは〜

兵士2 今日もゼン殿下とカホ姫君にお会いに？

白雪

いいえ
ミツヒデさんと
キキさんに呼ばれて
・・あの前から気に
なっていたんですが
あの方が首から下げ
ていたのは？

兵士2 あ〜あれは身分証ですよ！

白雪

身分証？

兵士2 王城で働く人は皆持っているんです！これがなくては王宮に入れない決まりになっておりまして。兵士1 あ！白雪殿は大丈夫ですよ！ゼン殿下とカホ姫君から聞いていますから〜兵士2 どうぞ！エントランスでお待ちください！

白雪

ありがとうございます！

兵士1 殿下と姫君と知り合いとか白雪さんカッケーすよね〜兵士2 ほら！仕事に戻るぞ！兵士1 へへ！先輩も思ってるくせに〜

喋っている人達はっ！(お辞儀をしているぺこり( . .)) (誰かが通った)

ハルカ侯爵

・・・

兵士侯爵様殿下と姫君にご用で？

ハルカ侯爵

ああ。

(兵士が道をふさいだ・・) 兵士申し訳ございません！今、先客がいらっしゃいまして〜・・

ハルカ侯爵

先客？
(誰かを見た)
あの者また・・

白雪

わあ〜いつ来ても
見事ですね〜
(ミツヒデと喋ってる)

ハルカ侯爵

身分証を示すも持たず
殿下と姫君の友人と
しょうする赤髪の娘・・
卑しい色だ・・

白雪たちは・・

ミツヒデ

今日、白雪を呼んだのは
ゼンとカホのことで1つ
頼みたいことがあって・・

白雪

どうかしたんですか？

ミツヒデ

この間公務で
外出したあと
お忍びで地方
に視察に行っ
てさ〜

白雪

お忍びで？

ミツヒデ

まあ、そこまでは
いつも通りだった
んだけど・・

白雪

はは・・

ミツヒデ

今回はそれが元で
城の帰還を無断で
遅らせてな
後で周りの大臣に
結構きつく言われた
みたいで

白雪

落ち込んでる
んですか？
ゼンとカホ
さんが？

ミツヒデ

いや、それが・・
(コンコン)
じゃあ、反省を態度で
示すって休みもせず
執務室に籠り続けて
いるんだ。(ガチャ)

執務室・・

白雪

あっ。

ダイチ

あ！白雪！こんにちは〜

ゼン

・・・

カホ

・・

カホゼン

白雪・・？
幻聴・・？

白雪

いいや、まだ何も
喋ってないけど
本物だよ！

ダイチ

俺も一緒のこと言われた・・

ミツヒデ

ゼン、カホ、白雪とダイチ
は俺とキキが呼んだんだ！
ゼンは”寝てる暇があるなら
白雪と会う。,,
カホは”寝ている暇があるなら
ダイチと会うよ。,,
そう言ってただろ？

ゼン

それはお前らが
寝ろ寝ろやかま
しいから！

カホ

(ゼン・・可愛い・・)
そうだよ！

キキ

書類に署名に”白雪,,って
書いたりし出す前に
少し一緒にいたら？
カホも”ダイチ,,って
書いたりし出す前に
少し一緒にいたら？

ゼン

！
どんな症状だ・・

カホ

・・・

ミツヒデ

全ての受けごたえが
”白雪,,と”ダイチ,,になる前に
少し・・

ゼン

ミツヒデ！
あとでちょっと
話し合いだ！

カホ

わたくしも
話し合いよ！

ミツヒデ

あ。

白雪

えっと〜・・
今日はもう帰った方
がいいかな？
お邪魔しました・・

ダイチ

俺も・・

ゼン

(立った)

カホ

(立った)

白雪

ゼン？

ダイチ

カホ？

ゼン

卑怯だぞお前ら・・

カホ

そうだよ・・

ミツヒデキキ

承知してます！
(ニコ😊)

ゼン

白雪ちょっと
来てくれるか？

白雪

うん。

カホ

私はあとから
行くよ・・
これ終わらせ
たいから・・
ダイチここに
いてくれる？

ダイチ

おう！

白雪

カホさん・・
魔法の研究とか
勉強してるだけだと
思ってた・・

カホ

普段はしているけど・・
その時はたまたま大丈夫
だったから・・
ちょっとほったらかし
にしてました・・
あはは笑

白雪

そうだったん
ですね〜・・

カホ

うん！

白雪

では失礼します！

カホ

は〜い！
あ！白雪〜

白雪

なんですか？

カホ

敬語使わなくていいよ！

白雪

分かり・・
分かった！

カホ

(ニコニコ( ´꒳` ))
よ〜しやるか！
(カキカキ✍️)

城の中の休憩場所・・

ゼン

呼び出して悪かったな。

白雪

ううん、大変そうだね！

ゼン

城を開けてばかり
いるとな
俺とカホはいずれ
名ばかりの王子と
王女になるそうだ
・・

白雪

それで執務漬けに？

ゼン

いつもの倍は
こなしているぞ。
次の外出には
文句は言わせん。

白雪

ゼン・・

ゼン

机仕事も嫌じゃない
んだ・・
ただ外のことはすぐ
分からなくなるからな
国はクライネスは
城の外に広がっている
俺はそれが好きだ！
多分カホもそうだと思う。

白雪

ゼンとカホさんが
いる国ってやっぱり
いいね！

ゼン

・・・

白雪

・・・
あ！そうだゼン・・

ゼン

ふあ〜
なんだ？

白雪

少し眠る？

ゼン

ああ、悪いそうする・・
ミツヒデの奴が呼びに
来るまでここにいて
くれるか？

白雪

うん。

ゼン

助かる。
(寝た)

白雪

よっぽど疲れてたん
だな〜(毛布をかけて
あげた)ゼンとカホさん
はこの国の王子と王女
として生きながら
いつも戦っている人
なんだ。
私も目標に向けて気合い
を入れないと！よし！
(勉強を始めた)

？？

へぇ〜
あの赤髪の子が
ゼン殿下とカホ姫君
のご友人ねえ？

何分かたって・・

キキ

ゼン起きられる？
ゼン。

ゼン

(起きた)
ああ。白雪は？
あと、カホは？

キキ

白雪はミツヒデが見送り
して帰ったよ。
カホは終わらせたい物が
終わった瞬間に寝ちゃ
って、それでダイチが
カホを隣の部屋に運んだよ。

ゼン

そうか・・うん？
(手に何か当たった)
アイツ忘れ物か。

ハルカ侯爵

ゼン殿下。
お休みのところ
失礼いたします。

ゼン

これはハルカ侯爵。

執務室に戻る道・・

ゼン

軽々しく外の
人間と会うな？

ハルカ侯爵

貴方様は一国の王子、
カホ様は一国の王女
というお立場
親しくする者には特に
用心して選ばなければ
なりません。

ゼン

この身と王子の
権威を守るためだろ？
知ってる。
カホも知っているだろう。

ハルカ侯爵

わかっておいでなら
氏素性の知らぬ街娘
城に招くのはお辞め
下さい。

ゼン

気に入らないか？

ハルカ侯爵

娘が期待しつけ
上がります。
それ総合の身分
が欲しいだの
国王陛下に紹介
して欲しいだの？
身勝手な要求を
してきたらどう
します？
強いものはすぐに
くし自分の力じゃ
1つも前に進めぬ
そのような娘を
そばに置くなど
殿下と姫君が
臣下たちに非難
されるだけで
なんも得もない！

ゼン

自分の力じゃ
前には進めぬ
か〜？
なるほどでは
そんな期待を
もちあわせて
いない娘であ
れば？

ハルカ侯爵

はあ〜
殿下、そんな娘が
どこにおります？

ゼン

だからいればいい
のかと聞いている。

ハルカ侯爵

いると仰るのなら
是非お連れ頂きたい
ものですな〜

ゼン

さっき来ていた
だろ。
ハルカ侯も見かけ
なのではないか？

ハルカ侯爵

殿下！
私は言葉遊びに
参ったのでは
ありません！

ゼン

俺も遊びで
言っている
訳ではないぞ
ハルカ侯

ハルカ侯爵

ぐっ〜！
(手をグーにして
力が入っている)

カホ

ふわあ( ˊ꒳ˋ ) ᐝ
どうしたの？
ハルカ侯。
そんな大きな
お声を出されて
・・
目が覚めてしまっ
たわ・・

ダイチ

あ、こんにちは😊

ハルカ侯爵

カホ姫君、ダイチ様・・
姫君すみません・・
起こしてしまって・・

カホ

いいですよ〜
で、どんなお話を
されていたのですか？

話を聞いた・・

カホ

ふーん。
そうですか〜
・・・
その娘さんは
そのような
人ではないよ？

ハルカ侯爵

カホ姫君まで
そんなことを
言いますか・・

ダイチ

俺もそのような
娘ではないと思う。

ハルカ侯爵

ダイチ様まで・・
・・・
分かりました。
(扉を開けた)
1日も早く殿下と
姫君のお目が
覚めるよう願って
おります。ダイチ様も。
失礼。(扉を閉めた)

ゼン

ふ〜・・

キキ

ゼン？

ゼン

気分転換だ。
少しからだを
動かしてくる。

カホ

わたくしも。

キキ

カホ？

カホ

気分転換と目覚ましよ。
からだを動かさないと
・・まだ眠けが・・
ふわあ( ˊ꒳ˋ ) ᐝ

ダイチ

俺も行く！

キキ

ダイチ？

ダイチ

カホが心配だから・・
((コソッ

キキ

そうね。((コソッ
行ってきていいわよ。
((コソッ

ダイチ

おう。((コソッ
待て〜カホ〜

お城の道・・

ハルカ侯爵

全くあのお方達は・・
あれでは何も言っても
無駄だな。
やはり娘の方に頼む他
ないようだ。

？？

(シャキン)
了解。
(しゅっ)
(消えた)

城の上にいる

？？

さて、取り掛かると
しますか？

その頃白雪は・・

白雪

それ白波草に
似てるけど
葉の形が少し
違う・・
えっと・・
確か辞典に・・
(ゴソゴソ)
(鞄の中を見て
いる)
あれ？ゼンの所に
忘れてきたかな？
(太陽が雲に隠れて
それを白雪は見て
いる)

そして・・

兵士1 え〜！！今後白雪殿を通すな？

白雪

(止まった)

兵士2 急になぜ？兵士1 白雪殿はゼン殿下とカホ姫君じきじきに許可されているんだぞ！

？？

それは取り消された。

兵士1 え？嘘。

？？

(紙を見せた)
殿下と姫君より
伝令だ。
白雪の扱いに関し
臣下より避難の声
があがたため。
これまで与えていた
入場の許しは二度と
ないものとする。

兵士1 そんな・・

？？

以上ご決断された
殿下と姫君のご心痛
お察しするよう
にお願いする。
では。(トコトコ)

兵士2 おい、待ってくれ！

？？

(くるっ)

兵士2 ならば殿下と姫君にお伝えしなければさっき白雪殿をお通ししたばかりだと。

？？

え！何！？

兵士2 アンタが来るほんと少し前のちょうないに本を忘れたと言われ〜

？？

まさか殿下と
姫君の所に・・？

白雪

(ガチャ)
(中に入った)

？？

行かれたか？
(走った)

兵士1、2 ・・・・

白雪は・・

白雪

ゼンとカホさんが
避難されてる？
でも今の伝令本当に
ゼンとカホさんが？
((*´Д`)ﾊｧﾊｧ)
(今日このまま城を
出たらもう会いには
来られなくなる？
ゼンとカホさんに
何があって？)
本人達に確かめないと
(たったっ)

衛兵そこの者待て！

白雪

うっ！
(止まった)

衛兵その赤髪・・

白雪

え・・

衛兵もしや白雪殿ですか？

白雪

あ・・はい

衛兵やはりそうでしたか〜殿下と姫君のお客人だと耳にしていますすみません急にお止めしてしまい。

白雪

いいえ(*^^*)

衛兵大丈夫だ！問題ない！

白雪

(わかってた・・
つもりだったけど
(走った)私がゼンと
カホさんに会える
のは本当にゼンと
カホさんの力が
あってのことなんだ)
きゃ(こけた)
(立ち上がって走った)
(だから・・自分の
力で同じ場所いられる
道を目指していて
そうしたら私は・・)

？？

(矢をうった)

白雪

(目の前にささった)
ど、どうして・・？
(赤髪のお客人その先
1歩も踏みいること
なく立ちされ)
はっ！これって・・
ゼンとカホさんに
近づくなってことだ
誰が・・？
(ゼンとカホさんと
ダイチと私が同じ
場所いることを許す
まいとする人がこの
城にいる。でも・・
ここにはゼンとカホ
さんとダイチがいる！)
(矢をとって走った)

？？

あら？おいおい
嘘だろ〜💦
今ので逃げ出さ
ないのか〜
(しゅっ)(消えた)
(殿下と姫君の
部屋に行く道
では随分遠回り
してるな〜
まあ、こっちに
とっては好都合だ。
早く帰んな！
お嬢さん
(なにか投げようと
している)

カホゼンダイチ

白雪！

？？

えっ！

ゼン

白雪、何やってるんだ？

カホ

何をしているの？

ダイチ

どうした？

白雪

ゼン！カホさん！
ダイチ！
(持っている矢を
後ろに隠した)

ゼン

お前帰ったんじゃ
なかったのか？

白雪

あっ・・えっと〜
・・

カホゼンダイチ

(視線を感じた)

白雪

本忘れちゃって・・

カホ

白雪、わたくし
達と会うまでの
間誰かに声を
かけられたり
しましたか？

白雪

え、衛兵の
人達なら。

カホ

衛兵ですか〜？

ダイチ

で？
その矢はなんだ？

白雪

！
・・・

カホゼンダイチ

城内で誰かに
いられた！？

ゼン

は〜お前な
どうして
それで兵を
呼んだり
しなかった！

白雪

ごめん・・けどゼン、
カホさん、ダイチ
怒る前に聞いて
ください。

カホ

これが怒られずに
いられますか！

ゼン

お前こそ
何ひょうひょうと
している！

白雪

私だって・・
怖かった！
それに腹が
立ってる！

カホゼンダイチ

はっ！

白雪

だけど何もせずここを
行き止まりになんかし
たくない
私をゼンとカホさんと
ダイチに会わせたくない
人がいるなら
その人にぶつかって
みないと。

カホゼンダイチ

1人でですか？
(カホ)
1人でか？
(ゼン、ダイチ)

白雪

うん、私1人でいれば
相手も近づいてくる
かも。

カホゼンダイチ

ダメです・・
(カホ)
ダメだ・・
(ゼン、ダイチ)

白雪

・・ゼン！
カホさん！
ダイチ！

カホゼンダイチ

・・と言いたいところ
ですけど。分かりました。
あなたを待ちます白雪。
(カホ)
・・と言いたいところ
だがな。分かった。
お前を待つよ白雪。
(ゼン)
ただし絶対無理は
しないように。
(カホ)
ただし絶対無理はするな。
(ゼン)
無理したらダメだぞ。
(ダイチ)

ゼン

相手が聞かないようなら
俺たちの名を出してでも
辞めらせろ。
1人の仕業とは限らん。

白雪

うん！

カホ

わたくし達も
見つけ出して
監視しておきます。

白雪

心当たりがある・・？

ダイチ

確信はない・・

ゼン

だから口には
出せん・・

白雪

ゼン・・
カホさん・・
ダイチ・・

ゼン

悪い・・
俺たちはどうも
敵を作りやすい
らしい・・

カホ

すみません・・
白雪・・

ダイチ

なんかごめんね
白雪・・

その後カホ達は・・ (ガチャ)

キキ

ゼン？カホ？
ダイチ？

ミツヒデ

どうかしたか？

カホゼンダイチ

頼みたいとこがあり
ます。(カホ)
頼みたいとこがある。
(ゼン、ダイチ)

白雪

私は知らない
ことばかりで・・
ゼンとカホさんと
ダイチが下を向いて
話すのを初めて見た。

ハルカ侯爵

屋敷に戻るゆえ
後のことは頼む。

？？はっ！(お辞儀をした)

ハルカ侯爵

うん？

白雪

確信か〜
私もどうやって
その人だって
見極めよう・・

ハルカ侯爵

(トコトコ)
何をしている？

白雪

はっ！(ハルカ侯爵
を見た)

ハルカ侯爵

宮仕えの者か？

白雪

いいえ・・
私は・・

ハルカ侯爵

なんだ？

白雪

その・・

ハルカ侯爵

どうやって
城内に入った？

白雪

はっ！
詩人の門から
です。
ある方々の許可を
いただいて。
これからお会いし
に行くので不審に
思われるのでしたら
ご同行されますか？

ハルカ侯爵

なに？

白雪

こちらです。
(トコトコ)

ハルカ侯爵

待て！
(剣を出した)

白雪

！

ハルカ侯爵

侵入者を見つけた
以上この場から奥は
行かせられん。
即刻立ち去って
もらおうか。
外部の人間城に招く
など権力なくしては
出来ぬこと。
そのような方々に
招かれる身分が君に
あるようには見えん
のでな。

白雪

この人は確信が
あって言ってる。
ではあなたが言う
ように私がここに
いては行けないの
ならその剣で切り
払って止めればいい。

ハルカ侯爵

はっ！

白雪

(本人達には聞かなかった
けど会えば十分だった。
”これまで与えていた
入場の許しは二度と
ないものとする。,,
あれはゼンとカホさんの
言葉じゃない。)
(前に歩いて行ってる)

ハルカ侯爵が思い出している・・

ゼン

自分の力じゃ前には
進めぬ、か？

カホ

その娘さんは
そのような人
ではないよ？

ハルカ侯爵

はっ！
退け娘切るぞ！

白雪

お好きに。

ハルカ侯爵が思い出している・・

ゼン

俺も遊びで
言っている
訳では無いぞ
ハルカ侯。

ハルカ侯爵

！

白雪

(前へ歩いてる)

ハルカ侯爵

ぐぬぬ！
(剣をふった)
(剣を閉まった)
(キン・・〜)

白雪

はあ〜ふ〜。
ゼン王子と
カホ王女
の名を騙った
伝令に心当たり
は・・？

ハルカ侯爵

・・・

？？

(パチパチ)
お見事！
こりゃ
矢を射た位じゃ
引かないはずだ。

白雪

！？
だ・・
誰っ・・

？？

はははは大丈夫
何もしないよ
見つかっちゃって
身動きとれない
からね
逃げられそうも
ないから
あんたに教えて
あげるよ
あの伝令も矢文で
キミを脅したのも
その人じゃなく
俺の仕事だ。

白雪

え・・

ハルカ侯爵

下らんことを
言うな
殿下と姫君の
為を思い
私が1人で
やったのだ
お前のような
下膳の者の手を
借り手などいない

？？

はあ〜・・
妙なところで
自尊心の高い
お方だ

カホゼンダイチ

同感ですわ。(カホ)
同感だ。(ゼン、ダイチ)

白雪

あっ！

ハルカ侯爵

殿下！
姫君！
ダイチ様！

ゼン

俺たちの為と・・
こう言ったか
ハルカ侯？

ハルカ侯爵

・・申し上げた通りです。

カホ

手段を間違えましたね。
成り行き次第で城中の
騒ぎになるところでし
たわ。

ハルカ侯爵

・・はっ

白雪

もしかして
ずっと聞いてた？

ダイチ

侯爵を見つけたら
白雪と話し始めた
からな

ゼン

出て行きそうになるの
を全力で我慢したん
だぞ盗み聞きぐらい
許せ

カホ

めっちゃ出て
行きたそう
でしたもんね〜
笑笑

ダイチ

カホもな。

カホ

・・・まあ、
そうですけど・・
ダイチもでしょ！

ダイチ

(ぎく)
別にいいだろ！

カホ

それじゃあわたくし
だっていいでしょ！

ゼン

ここでケンカは
ダメだろ！

カホ

あ、ごめんなさい
ゼン。

ダイチ

ごめんゼン。

白雪

えっと〜
見事な返答だね
ゼン、カホさん、
ダイチ。(カホさんと
ダイチケンカするん
だなぁ〜)

ハルカ侯爵

娘！殿下とダイチ様
の名を呼び捨てに
するとは何事だ！

ダイチ

・・・あのな
ハルカ侯・・？

ゼン

俺はな権威や地位を
何より重んじる者が
周りにいるのも
悪くないと思ってる

ダイチ

白雪のように多様な
考えがあるのを
知るのは一国の王子
と王女として必要な
ことじゃないかな？

カホ

・・ハルカ侯
貴公にとって
爵位は重要
ですか？

ハルカ侯爵

はい

カホ

ならばせいぜい
大事にして
ください。

カホゼン

2度目はありませんよ。
(カホ)
2度目はない。
(ゼン)

ハルカ侯爵

はっ！
(トコトコ)

カホゼンダイチ

はっ〜

？？

これで一件落着ですね〜

ゼン

いやお前・・

？？

オビと申します。
主と姫様とダイチ様！

ゼン

誰が主だ！
いいか！
お前は俺の
目が届く所に
いてもらう
からな・・

ダイチ

(俺だけ名前・・
まあいいか)
そうだぞ！

オビ

そう警戒しなく
てもあの子には
もう手出しはし
ませんよ

ゼン

そう易々と信じられるか！

ダイチ

そうだ！カホだって
心配してたんだぞ！

オビ

いや〜本当ですって。
王女様心配してたん
ですか！
それはすみません・・
それに俺も気に入ったし
何よりあんた達の為
になりそうだ
ねぇ！お嬢さん？
王女様？
おっと！(押された)
(スタッ)(着地した)
あ〜無茶しますね〜

ミツヒデ

ごほん・・

オビ

(ギク)

ゼン

キキ、ミツヒデ！
そいつ何とかしてくれ〜

ダイチ

お願いだ〜

カホ

お願いします〜

ミツヒデ

了解！

キキ

ちょっと同行して
もらうよ

オビ

美人と一緒なら
どこまでも。

ミツヒデ

お前な・・

オビ

お前じゃなくて
オビですよ。

ミツヒデ

・・・行け行け

上から見ていた白雪達は・・

白雪

あの人何者なのかな？

カホ

さあ〜
分かりません

ゼン

まあ、アイツらに
任せておけば問題
ないだろう。
心配無い。

白雪

(なにか思い出
している)
そっか。ゼンと
カホさんとダイチ、
これ。

カホゼンダイチ

うん？

ゼン

募集要項？

白雪

目指すことに
決めたんで
報告。

ゼン

えっ、この城の・・？

カホ

えっ、見せてゼン！

ダイチ

俺も！

ゼン

おう！ほら。

カホ

本当ですわ。

ダイチ

本当だ。

白雪

うん、宮廷薬剤師
いつか私自分で門を
くぐれるようになって
ゼン達の味方になり
に来る(共にいる時間を
守りたい人達がいる
力になりたいと願う)

ゼン

心強いな。

カホ

そうですわね。
私達も待ちます
この城で。

ダイチ

そうだね！

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