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──ザザッ─ザ─ッザ──

ほらヨイチ

新しい兄弟の

ミヒャエル・カイザーくんだ

よろしくな

ヨイチ

『俺の番犬は不機嫌です。』

第10話

『俺の昔のお話です。』

START ↓

部屋の中が少し冷える

i s a g i .🌱

どこから話そうかな、…

俺の過去

少し昔話をしようか

今日、父上に呼び出され

k a i z a .

部屋に入れば知らない人

誰かと思えば

俺の新しい兄弟でした。

i s a g i .🌱

カイ、ザー?

k a i z a .

ミヒャと呼んでくれ

k a i z a .

よろしくな、ヨイチ

彼は優しかった

i s a g i .🌱

ッ、!よろしく、

ミヒャ

これがいけなかった

これで彼に火をつけた

それから彼の愛が重たくなった

いや

これは“愛”と呼べるのだろうか

その日から彼は俺に性暴力を振るうようになった

あいにく、処女は“まだ”奪われてない

が、俺に玩具を挿れた

彼は俺で遊ぶ度

『もっと美味しく実ってから』

と、呟くんだ

k a i z a .

ヨイチ…♡

i s a g i .🌱

こわ゛い゙よミヒャッ、…

彼は泣いてる俺を引っ張った

i s a g i .🌱

痛い゙ッ!!

i s a g i .🌱

いや……ッやめ、…、、

い゛や゙あぁ゛!

彼は俺に青い薔薇の刺青を彫った

k a i z a .

もっと…もっと美味しく実ってから♡((ボソッ

痛い

怖い

嫌だ

そんな気持ちを抑えて

俺は今日も泣きました。

ある日父上と母上が喧嘩をした

理由はカイザーのやってきた事が

父上バレてしまったからだ

カイザーは捨てられてたところを

母上が拾ってきた

だから奴が家に来た

母上はその事実を知りたくなく、

カイザーを連れ家を出た

i s a g i .🌱

これが約8年、

r i n .

ッ、

i s a g i .🌱

今でも刺青は残ってる
(左肩を摩る)

あの頃の記憶が蘇る

i s a g i .🌱

怖いよ、リン…

i s a g i .🌱

俺、どーしたら───

彼は俺を優しく抱きしめた

暖かくて優しいハグ

r i n .

俺が…俺がお前を守ってやる…//

r i n .

俺の前から消えたら殺すかんな、…/

i s a g i .🌱

((嗚呼… (泣)

『 好きだなぁ 』

i s a g i .🌱

ありがとう、リン、/

r i n .

フン…//

部屋は冷えていてきっと寒かっただろう

けれど、俺の顔の熱は引かなかった

俺の番犬は不機嫌です。

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