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──ザザッ─ザ─ッザ──
ミヒャエル・カイザーくんだ
よろしくな
ヨイチ
『俺の番犬は不機嫌です。』
第10話
『俺の昔のお話です。』
START ↓
部屋の中が少し冷える
i s a g i .🌱
俺の過去
少し昔話をしようか
今日、父上に呼び出され
k a i z a .
部屋に入れば知らない人
誰かと思えば
俺の新しい兄弟でした。
i s a g i .🌱
k a i z a .
k a i z a .
彼は優しかった
i s a g i .🌱
ミヒャ
これがいけなかった
これで彼に火をつけた
それから彼の愛が重たくなった
いや
これは“愛”と呼べるのだろうか
その日から彼は俺に性暴力を振るうようになった
あいにく、処女は“まだ”奪われてない
が、俺に玩具を挿れた
彼は俺で遊ぶ度
『もっと美味しく実ってから』
と、呟くんだ
k a i z a .
i s a g i .🌱
彼は泣いてる俺を引っ張った
i s a g i .🌱
i s a g i .🌱
い゛や゙あぁ゛!
彼は俺に青い薔薇の刺青を彫った
k a i z a .
痛い
怖い
嫌だ
そんな気持ちを抑えて
俺は今日も泣きました。
ある日父上と母上が喧嘩をした
理由はカイザーのやってきた事が
父上バレてしまったからだ
カイザーは捨てられてたところを
母上が拾ってきた
だから奴が家に来た
母上はその事実を知りたくなく、
カイザーを連れ家を出た
i s a g i .🌱
r i n .
i s a g i .🌱
あの頃の記憶が蘇る
i s a g i .🌱
i s a g i .🌱
彼は俺を優しく抱きしめた
暖かくて優しいハグ
r i n .
r i n .
i s a g i .🌱
『 好きだなぁ 』
i s a g i .🌱
r i n .
部屋は冷えていてきっと寒かっただろう
けれど、俺の顔の熱は引かなかった