次の日、学校
志穂
結依
結依
志穂
志穂
結依
志穂
危なくなかったかな?って
結依
めちゃくちゃ危なかったけどね……!
志穂
結依が食べたいの食べ行こうね!
結依
生徒1
結依
生徒1
結依
生徒1
結依
木村先生
木村先生
志穂
スダバ行ったんだよ~
木村先生
テスト勉強してんのか?
志穂
やってない!
結依
木村先生
だからな!
木村先生
しっかりやれよ?
志穂
結依
生徒1
木村先生
生徒2
木村先生
放課後、 クラスに馴染めているか心配した先生が 面談してくれる事になった
木村先生
…つってもまだ2日目だけど
木村先生
結依
結依
くれたお陰で
結依
木村先生
結依
木村先生
木村先生
頑張れよ!
結依
木村先生
結依
行きたいなって…
木村先生
余裕だろ
結依
木村先生
一瞬、私に迷いがあったのを 先生は見逃さなかった
両親の都合に合わせて 何度も転校して、 両親の望む学校へ通って……
正直、私はこのまま 一生両親の思う通りに 生きていくんじゃないか、って……
結依
迷ってしまうとずっと 悩んでしまいそうだから…
────選ぶんじゃなくて、 腹を括るしかない……
木村先生
結依
木村先生
迷ってた時期があってさ
木村先生
相談に乗ってくれて
木村先生
そう言う教師になりたいなって…
結依
木村先生
家業を継げってうるさいけど
木村先生
結依
先生も意外と苦労してるんですね
木村先生
余計だ……!
木村先生
いつでも相談に乗るから
結依
先生が荒れてたって話は 想像がつくけど…
こうして心配してくれるのは 素直に嬉しかった。
結依
慣れない帰り道の上、 昨日の事もあって夜道が少し怖い…
ピコン… LIMEの通知が鳴った。
結依
返信を送った後、 ふと昨日のスダバが目に入る。
昨日寄ったばかりなのにもう 懐かしさすら感じるよ…
女子高生
小田島有剣
女子高生
女子高生
女子高生
結依
昨日の人…
隣にいる女子高生が 腕を絡めるのを見て、 それ以上見つめてはいけない気がして 目をそらす。
結依
彼女…いたんだ… 昨日一緒にいるところ見られたら 誤解されてたよね…
私はできるだけ早く 足早にそこから去った。
女子高生
女子高生
小田島有剣
忘れてた
女子高生
小田島有剣
女子高生
一瞬、何かを見つけて 誰かを追い掛けるようにして去る 彼の後ろ姿を
女子高生は恨めしそうに見送った。