ヒルガオに花束を

_リン

遠くの方で、涼やかな音が響いた。

青葉の木が音を立て、いくつかの葉が目の前に落ちてくる。

葉に光が籠った。

夜色を感じさせる空に、星のように光をつけた。

それは、人の形へと変わっていく。

姿を持たないその人は、ふいに呟いた。

手に持ったいくつかの便箋を握りしめた。

懐かしい声を聞いた。

懐かしい姿を見た。

あの人と同じ色を見た。

懐かしい音を聞いた。

向き合いたかった人がいた。

話してみたかった人がいた。

俺の。

最後の、わがままですから。

さすがにずっと何も投稿しないのは…と思った結果…

連載物を増やすという愚行に走りました

不運なみっちの話も、クローバーもまだちょっとしか書いていないのに！！

こんなに連載物のあらすじレベルしか載せられていない…！！

フォローしてくださってる皆様、またこれを見てくださってる皆さま！

投稿している身として馬鹿すぎる自分にお付き合い願いたいです！