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モブ
MOB
スマイル
つまらない…
だいたい文化祭ってなんのためにやるんだよ
そんなひねくれたことを考えていた
Nakamu
Nakamu
突然俺の名前を出された
スマイル
Nakamu
いやだからなにが…?
きりやんが喜んでくれること…?
スマイル
Nakamu
スマイル
いや何事?
話を聞くとどうやら今回の文化祭では性別転換メイド喫茶をするらしい
いやだとしても
スマイル
そして何より恥ずかしい
モブ
MOB
スマイル
Nakamu
Nakamu
なかむは愛想もいいし可愛いからいいけど…
おれは無愛想で生意気
こんなやつがメイド務まるわけが無い
休み時間に入り
他の教室からきりやんがやってきた
きりやん
きりやんは俺らの学年の一個上
そして俺の恋人でもある
Nakamu
俺はなかむの口を抑えた
Nakamu
スマイル
スマイル
きりやん
なにか怪しまれているようだが絶対答える訳には行かない
見られたくない
きんとき
スマイル
めんどくさいやつが来た
こいつはなかむの恋人
Sっ気が強くてなんかなぁ…って感じだ
きんとき
スマイル
そう言ってはぐらかした
本当に
頼むから誰も来ないでくれ!
カフェ過ぎるけど学校です
Nakamu
Nakamu
こいつは何をほざいているんだ
モブ
MOB
モブ
あまりの面倒くささに息をこぼした
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
モブ
MOB
Nakamu
スマイル
Nakamu
呆れ顔のなかむからは何も分からない
カシャッ
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマホの画面を高らかに見せてくる
画面にはきりやんという文字が浮かんでいて
スマイル
スマイル
Nakamu
仕方ない…
脅しの材料があまりにもデカすぎる
俺は渋々従うことにした
ピコンッ
きりやん
俺のスマホが音を出した
画面にはなかむから一通の文
きりやん
きんとき
きりやん
しばらく見つめていると
きんときは何かを気づいたようだ
きんとき
きりやん
やっと意味がわかり一安心
じゃあ早速
きりやん
きんとき
中に入ると1人の店員
いやスマイルが出迎えてくれた
スマイル
スマイル
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
スマイルはその場から直ぐに逃げさろうとしていた
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
真っ赤に火照ったその顔は本当に可愛い
これ色んな人に見せてんのか
そう考えると少しイラッとしてきた
席に座るとなかむはメニュー表を持ってくる
Nakamu
きんとき
Nakamu
そう言って机の上にあるボタンに指を指す
そのまま手を振ってその場を後にした
きりやん
きんとき
確かにね
そう思いながら視線を横に移すとスマイルが接客をしていた
モブ
MOB
スマイル
スマイル
モブ
あからさまに絡まれてる
MOB
MOB
スマイル
MOB
そう言うとそいつらはスマイル手を掴んだ
スマイル
モブ
MOB
きんとき
きんときは多分この状況
面白がってるんだろうな
こいつならなかむが助けてって言うまで助けないだろう
ガタッ
音を立て席を立ち
スマイルを掴んでいる手を払い除けた
モブ
きりやん
MOB
MOB
きりやん
大きい溜息をつく
こいつらはどこまでも馬鹿なようだ
スマイル
きりやん
MOB
モブ
ほんとに腹が立つ
力任せにスマイルを引き寄せ
そのまま口にキスをした
スマイル
きりやん
きりやん
モブ
MOB
怖気付いた様子
スマイル
そのまま席に戻ろうとすると
スマイル
と、呼び止められた
きりやん
スッキリした拍子に気の抜けた返事になってしまった
スマイル
スマイル
他にも何かを言いたそうだが躊躇っている
きりやん
そう言うとスマイルは俺の方に駆け寄ってきて
耳元で
スマイル
何故か敬語になっていたが言ってきた
きりやん
俺が何かを言う前にスマイルは裏の方に走って逃げてしまった
きりやん
席に戻りきんときに
きりやん
そう悶えた
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
本当にどうするのか聞きたかった
きんとき
そう言うと少し細かく話してくれた
─もしもなかむが絡まれていたら─
モブ
MOB
Nakamu
モブ
MOB
ゾワッ
きんとき
MOB
Nakamu
モブ
Nakamu
バチッ
きんとき
Nakamu
特に助けようとしない
まぁ心の中では助けたいと思ってるよ?
でもなんか……
いいじゃん(サイコ)
モブ
MOB
まぁ流石に手出されたらキレるけど
それ以外は助けてって言うまでほっとくかな
Nakamu
Nakamu
助けてって言ったらもうとことん助けますよ
きんとき
モブ
きんとき
きんとき
なかむを引っ張る
Nakamu
モブ
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
MOB
きんとき
きんとき
モブ
MOB
きんとき
…こいつ本当に歪んでる
そう再確認出来た
きりやん
きんとき
ほんとこいつのことは分からない
文化祭が終わり片付けをしていた
スマイル
Nakamu
Nakamu
多分こいつもうろ覚えだな
ガシャッ
Nakamu
俺の手にはカゴに入ったたくさんの食器があった
スマイル
そう答えると
Nakamu
と、食器を分けてくれた
Nakamu
ガシャッ…
静かな廊下に食器の音が響く
片付けが長引いているのは俺のクラスだけのようだ
そんなことを考えていると前の方から
きりやんときんときが出てきた
スマイル
Nakamu
なかむは大声を出してきんときを呼ぶ
あっちも気づいたみたいでこちらに小走りで近づいてきた
きんとき
きりやん
スマイル
なんとなーく疑問形で答えた
きりやん
そう言って俺の手から食器カゴを取った
スマイル
Nakamu
きんとき
きんとき
スマイル
どこまでも歪んでる
めんどくさいやつだな
そう思った
Nakamu
きんとき
逆になかむはよくやるな…
きりやん
きりやん
スマイル
やって欲しいと言われたら…
…まぁ
じゃなくて!
スマイル
きりやん
きんとき
Nakamu
なんでそんながっつくんだよ
やって欲しいなんて…
うーん…
スマイル
きりやん
モブ
スマイル
モブ
モブ
と、謎の袋を貰った
袋の中身を覗いてみるとそこには
メイド服があった
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
モブ
Nakamu
分かったでいいの……?
その言葉に特に返事はせずに教室を出た
Nakamu
ピタッと足が止まる
スマイル
帰りたいけど…
袋の中身見られたくない
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
そう言うと肩に手を置かれた
きりやん
スマイル
結局一緒に帰ることになったし
袋の中身も見られたし
家で着せられることになったとさ
でめたしでめたし
( 主¯꒳¯ )
( 主¯꒳¯ )
スマイル
きりやん
スマイル
( 主¯꒳¯ )
( 主¯꒳¯ )