カツ...カツ...カツ...
no
民家の燈が消えかかっている。
彼にとっての砂時計の様に。
もう彼は止まることを知らない
ふらふら歩く。
まるで行く宛てもない様に。
彼はもう…何をされても止まらないだろう
何れ倒れても。
彼の心の灯火はもう消えている。
目にもハイライトがなく、もう何も考えていないだろう
no
彼が仲間と笑いあった場所。
彼の1番の思い出。
ただ...
彼にはもうどうでも良かった。
たとえこの場所が思い出の場所であろうと
ここで過ごした日々がどんなモノでも
彼にとっては過去のことに過ぎない
涙は出なかった。
過去の事だ。出るはずも無いだろう。
no
またゆっくりと歩き出す。
彼にはもう全てがどうでもいいのだ。
彼がこの場所から姿を消す。
何かを悟ったような表情で1人の男が見ていた。
sv
彼は歩き続ける。
彼を止めるものはもう居ない。
もうスグこの物語は完結スる
カレが止まらナい限りハ
間モなく世が開ヶる
到着シタよウダ...
no
もう彼二恐怖心はナイ
「仲間と過ごしたかった」と云ゥ欲ボゥはもう無ィ。
彼はハ奈落ノ底二堕ちタ
こノ物語は完結ヲ迎えタ。
コメント
5件
複雑だ…なおきり様尊いけど…バッドエンドか〜…神作品も終わりを迎えてしまった…
わぁぁぁぁぁ、、、バトエンだいっっっすき、
割と初めてのバトエン。