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待ってなんか埋もれてて見るのめちゃ 遅くなったぁああああっ!!!(泣) こんな神作を見逃すなんて… 私はなんて大罪を犯してしまったんだ…() てか待って!?春様とこんぱるさんの コラボ(?)とか最高かよ!!!(( もう大好きな作品でしかないんだが() 青桃…好き…尊い…やばい…(語彙力消滅) ちょっと続き想像してたら鼻血が(((( リクエストは全力待機で待っときます(?)
あんな雑すぎるネタメモからこんな尊すぎるお話を書いてくださってほんとにありがとうございますm(*_ _)mm(*_ _)mm(*_ _)m ぜひ、またよろしくお願いしますm(*_ _)m
うわぁぁぁぁぁ!!! 無理!尊い!可愛い!好き! なんだろこの感情...なんか言い表せれないほど凄かった!
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる
!注意!
BL/nmmn/irxs様 です 青桃 学パロ 青…高3 桃、赤…高2 青、赤は軽音部 桃はバスケ部 Rなし ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!
こんぱる
放課後
日は陰ってきたにも関わらず、纏わりつくような熱気に満ちた体育館
キュッ…キュッ!
硬いボールの弾む音とバッシュの擦れる音が飛び交う、部活の時間
青
真剣にボールを追いかける、ある生徒を目で追う
赤
青
青
赤
青
赤
青
赤
赤
2人の目線の先の彼
俺が半年間片思いしてる人
青
赤
赤
青
赤
赤
赤
赤
青
赤
赤
赤
赤
赤
青
青
青
青
やっぱり告白って緊張するし、不安だらけだし…
第一、告白したからと言って付き合える事が確定しているわけではない
赤
青
赤
ないくんのこと
耳打ちされる
青
青
青
赤
赤
青
青
赤
赤
青
赤
青
赤
青
両頬っぺたを軽くつまんで横に引っ張る
赤
桃
休憩に入ったないこが駆け寄ってくる
青
パッと手を離す
青
桃
俺らを見ながら首を傾けるないこ
少し汗ばんでいて、顔も淡紅色に火照った姿が愛おしい
青
青
全力で協力を求める
赤
赤
コイツはまた…ギリギリな発言を…
桃
赤
桃
青
赤
赤
青
桃
赤
桃
青
ゆるゆると手を振り、桃色を見送る
青
赤
青
赤
赤
青
青
赤
コツン
赤
青
赤
青
荷物を片付けて、すぐに戻ってくると言ったりうらが戻ってこない
桃
青
突然後ろから聞こえた声に動揺する
青
桃
青
桃
青
そんな事まで把握してんのか
暫く沈黙が流れる
青
桃
青
少しの期待と、自分の保険の為に聞いてみる
桃
桃
青
青
桃
桃
曖昧な返事だなぁ
りうらの言ってた通り、か
桃
青
そんならさ
俺にしなよ
青
桃
青
桃
青
遠くの空を指差す
桃
ちゅっ
青
桃
ドン!
桃
青
突き飛ばされた背中が壁にぶつかる
桃
桃
青
掴もうとした手はギリギリで空を切った
一瞬で小さくなる影
1人体育館の側で立ち尽くす
青
自分が情けなくなって、前髪を掻き上げる
ちゃんと言葉で告白できないくせに
どうしても抑えきれなかった想い
もしかしたら、って過信して結局フラれてんの…
青
一呼吸して、考え直す
俺はこのままないこと、友達や先輩後輩の関係なんかよりも、もっと遠い関係になっちゃうのかな
青
せめて…せめて、ないこにとって ”仲の良い先輩” でいたい
楽しく笑い合える関係でいたい
青
ポツンと一言吐き捨てて、学校を後にした
赤
赤
翌日
2年の教室前
青
一呼吸して、教室のドアを開く
休み時間の教室とあって、扉を開けると、より一層多くの話し声が飛び交っていた
青
適当に近くにいた、クラスメイトらしき人に声をかける
女子
青
女子
女子
桃
桃
苦笑いと共にゆるゆると手を振ると、すぐに駆け寄ってきた
バッ!
桃
青
綺麗な90°の礼にこちらが萎縮する
女子
青
女子
ないこを呼んでくれた子に一言言って、彼の方に向き直す
青
桃
桃
桃
青
青
青
青
桃
耳まで真っ赤に染めたないこと目が合う
桃
青
桃
青
桃
青
桃
教室の後ろで2人して謝り合う異様な光景に、こちらに視線が集まる
青
青
ただでさえ同性というハードルがあるのに、ファーストキスを奪った先輩なんてもう絶望的な存在だろう
桃
桃
桃
桃
青
桃
下を向いてモジモジしているないこ
桃
青
桃
青
桃
青
良かった、って言うのも違う気がして語尾を濁す
クラスメイト
クラスメイト
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
そう言い残して教室を出て行った
青
でもホッとした。
嫌われてなくて。
だからこそ、もう一度触れたいと思った
今度は、ゆっくりと…
青
ぜってぇ他のやつになんて渡さねぇ
そう心に誓い、教室を後にした
翌朝
桃
赤
ドン!
青
桃
If先輩に後ろから抱きつかれた
赤
青
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
青
青
桃
肩に乗せられた先輩の手に力が籠っているのを感じる
桃
赤
桃
俺とは違い、”大荷物” を背負っていないりうらは歩く速度を速めて先を行ってしまった
青
青
桃
急に2人の空間になる
青
青
桃
首筋にかかる息がどこか色っぽい
青
桃
桃
後ろを振り返ると、少し不貞腐れた顔のIf先輩と目が合う
桃
パッ
青
桃
青
桃
1人取り残された
急に軽くなった肩が、どこか寂しさを感じさせる
桃
伸びをしながら前を歩いていくIf先輩の背中を暫く見つめていた
別の日
図書室
桃
目当ての本を、1人真剣に探す
桃
桃
トン
桃
急に後ろから伸びて来て、顔の横に置かれた手
これってバック壁ドン…?
青
桃
桃
青
青
桃
忘れてた…恥ずかしい
桃
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
は、は〜!!!?
勘違い!?
見つけた、って本のこと!?
桃
桃
俺はその場にへたり込んでしまった
またまた別の日
青
桃
青
青
青
赤
赤
桃
青
桃
赤
青
赤
赤
青
今日は普通だな、と感じていたその時だった
青
桃
スル…
桃
突如頬に添えられた手
優しく少し微笑んだ瞳
艶やかな唇
桃
きゅっと目を瞑る
青
桃
手が離れる
桃
桃
青
青
え…?いや、見せられても
ペロ…
桃
青
桃
マジで調子狂う…
桃
ベッドに潜り1人悶々とする
桃
桃
あの事件があって以来、余計に先輩のことで頭がいっぱいになった。
桃
桃
キスなんかされたら、「俺の事好きなんだろう」って思っちゃうもん…
桃
桃
急いで電気を消して、半ば無理矢理目を閉じた
翌日
いけー!いいぞ!
やった!綱引き一位じゃん!
沢山の応援の声と喜びや叫びが飛び交う体育祭
次は3年生の全員リレーです
桃
長身の青髪が目に映る
パンッ!
スターターピストルの音と共に一斉に走りだしたが、If先輩のクラスはずっと3位だった
桃
一位のクラスは大分先を行っていて、せめて2位に入ってほしい、と願っていた
桃
青
青
走者に、順番待ちをしながらエールを送る彼の姿を捉えた
桃
パシッ!
青
桃
バトンを貰ったIf先輩がかすかに笑ったのが見えた
桃
速い…
速い!!
誰よりも猛スピードで走っていく先輩
桃
あっという間に2位に浮上
遂には一位のクラスのアンカーと競り合って…
一位!◯組!
桃
信じられない…//
青
クラスメイトに囲まれる先輩
大活躍すぎる…!
青
桃
客席で見ていた俺と目が合った
青
桃
いつもみたいに、ゆるゆると手を振ってくれる
桃
全力で振り返した
客席の方へ戻った先輩の周りは女子だらけになっていた
女子
女子
青
女子
女子
女子
毎年配られる、クラスカラーのはちまき
友達同士でメッセージを書き合うのが、体育祭の楽しみの一つでもあった
桃
でも、1人先輩の所は行くのは勇気いるし…
そんな事をしていたら、あっという間に1日経ってしまった
青
赤
青
赤
青
例によってまたいつもの3人で帰っているわけだが
言わなきゃ…はちまきの事
青
桃
青
ぽんぽん(頭)
桃
優しくて大きな手…
青
桃
今しか、ない!
桃
青
桃
青
やっと言えた…!
青
桃
すげぇないこカッコよかったよ♡ 金メダル取ったIfより
何だ…これっ!//
桃
青
青
赤
桃
遅かった…のか…
でも…
待てよ…普通なら…
青
青
ぽんぽん(頭)
※本日2回目
またコイツはこうやって…。
もう…
もう……
桃
青
いきなり大声をあげたから、ビックリした表情を見せるIf先輩
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
グイッ
青
ちゅっ
青
桃
桃
桃
青
桃
最後まで言ってやった事で心が少し晴れた気がした
呆然と立ち尽くす先輩をおいて、先を歩こうとした時
青
腕を掴まれた
桃
青
桃
青
桃
もう一度文字を読み返す
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
1番目立つ真ん中だけ空白になっていた
桃
だいこん いくら すずき きんめだい
青
桃
青
青
青
赤
突如横から呆れた声が聞こえて我に帰る
青
桃
赤
赤
青
桃
赤
赤
赤
赤
青
桃
赤
青
赤
青
赤
桃
青
赤
桃
青
赤
赤
青
桃
青
赤
桃
赤
桃
青
桃
桃
青
ガッ…
桃
いきなり片手で顎を掴まれる
桃
青
桃
ちゅ
「カッコ悪…」と聞こえてきたのは、一応無視しておく
桃
If先輩の熱い舌が絡んできて、頭の中がふわふわする
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
恥ずかしくなってIf先輩の袖をぎゅっと掴む
青
桃
青
桃
青
桃
赤
赤
赤
ドン!
青
桃
赤
桃
赤
十字路で無理矢理バイバイされる
青
桃
青
ぎゅ
手を繋がれる
俺よりも大きい手の長い指が絡まる
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
夕日の強く照りつける中、ゆっくりと歩く
ここら辺は坂道が多くて、丁度上り坂の頂上を超えたところに先輩の家があるらしい
青
桃
急に歩みを止めた先輩
青
青
桃
青
青
らしくもなく、真面目な顔を向けられる
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
もう一度キスが降りる
さっきみたいに深くはないけど、
柔らかくって愛の感じる、優しいキスだった
ゆっくりと目を開けると
桃
ちらほらと街灯がつき始めた商店街の景色が映った
気がつくと、俺たちは坂の頂上に立っていたのだった
青
桃
青
桃
青
青
桃
桃
恥ずかしくなって下を向く
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
微笑を彼へ向ける
桃
桃
桃
桃
甘ったるい感情の奥に潜む独占欲とやきもち
桃
桃
桃
青
手で口を塞がれる
まろの顔は、夕日のせいか俺のせいか、真っ赤に染まっている
青
桃
二つの長い影が一軒の家へと消えた
その後2人がどうなったかは誰も知らない
しかし翌日、ご機嫌な様子のIfと、終始欠伸が止まらず腰が痛いと辛そうにしていたないこを見て呆れたりうらがいたのは言うまでもないだろう
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる