テラーノベル
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次の日。 私は朝からそわそわしていた。
リリア
リリア
師匠は少し考えてから口を開いた。
エルネスタ
リリア
エルネスタ
エルネスタ
エルネスタ
「魔法使いは普通、一つか二つしか扱えない。」
リリア
私は初めて知った。
エルネスタ
リリア
エルネスタ
エルネスタ
師匠は家の奥から透明な水晶玉を持ってきた。
エルネスタ
リリア
私はそっと両手を乗せる。
エルネスタ
リリア
ゆっくり魔力を流した瞬間だった。 パァァァッ!! 水晶が真っ赤に輝く。
リリア
すると今度は青。 緑。 茶色。 金色。 紫。 次々と色を変えていく。
リリア
私は目を輝かせた。 でも。 師匠は笑っていなかった。
エルネスタ
エルネスタ
水晶はさらに光を強める。 ピシッ。 小さな音が響いた。
リリア
ピシ……。 ピシピシッ! 水晶にひびが入っていく。
リリア
バリンッ!! 水晶が粉々に砕け散った。
リリア
私は思わず目を閉じる。 しかし破片は風に包まれ、一つも私には当たらなかった。 師匠が魔法で守ってくれていたのだ。
リリア
リリア
私は慌てて頭を下げる。 師匠は砕けた水晶を見つめる。
エルネスタ
エルネスタ
エルネスタ
エルネスタ
エルネスタ
師匠は静かにノアを見る。 何も知らず、不安そうに立っている小さな弟子。
エルネスタ
エルネスタ
師匠は小さく息をついた。
エルネスタ
リリア
エルネスタ
リリア
エルネスタ
そう言って、師匠は初めて優しく頭を撫でた。
リリア
私は嬉しくて笑う。 その笑顔を見ながら、師匠は心の中で誓う。
エルネスタ
エルネスタ
そう強く決意するのだった。
―――第五話へ続く
#不定期投稿
コメント
2件
やっぱチート級の強さだったか…
「全属性って…しかも水晶が耐えきれずに砕けるって、どれだけの潜在魔力なんだよ」って思わず声が出ました。師匠が「誰にも話すな」って頭撫でるところ、優しいけどその裏に“この子は危険なほど特別だ”っていう緊張感があって、ぞくっとしました。リリア本人は無邪気だからこそ、これからが気になる…!