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姫花乃

また庇うから。

場地

っ、

一虎

っ!

一虎

あの時のって、

姫花乃

場地

2年前。 私が夜中に外を散歩していた時

当時中学2年生

姫花乃

ふぁ〜…

姫花乃

兄さん(一)

姫花乃

外出許可出すのに時間とりすぎ〜…

姫花乃

ほんと過保護だな。

呑気に散歩をしていた。

姫花乃

ん…?

姫花乃

あれ、

姫花乃

ガラス…割れてる、?

姫花乃

あれ…真ちゃんってバイク屋で働いてるんじゃ…

姫花乃

で、も…まさか、ね。

どうしても気になった。

どうして、鍵の部分だけガラスが割れている。

泥棒では無いだろうか

もし他人でも…

姫花乃

助けないと。

そう思った私は、バイク屋に駆け寄った

バイク屋

姫花乃

暗くて見えないな…

姫花乃

…この扉、隙間がある…

カラカラ

姫花乃

、開いた…

扉の向こうには、私の一個下くらいの男の子がバイクの前でしゃがんでいた。

その後ろから…

真一郎

なんだ…泥棒か?

姫花乃

あの子、バレて…っ

って、あの男の子の顔…見たことあるような…

真一郎

誰の店入ってんだ、コラァ

場地

っ、、

その時、ここの店の者であろう人の後ろから、もう1人…殴りかかろうとしているやつがいた。

ていうか、あの男性もどこかで……

場地

一虎ァ!!!!!

姫花乃

おいっ!!!!

場地

?!

一虎

まさかここで私が表れるとは思っていなかったであろう3人は、私の声にびっくりしていた。

殴りかかろうとしているやつの力も少し弱まった。でも

真一郎

!ひ…

ガンッッッ

姫花乃

!!

場地

っ、!

姫花乃

どいてっ!!

お店の人は、頭から血を流して倒れていた。

姫花乃

…(やっぱり…真ちゃん、?)

真ちゃんとは数年間あっていなくて分からない。

けど、懐かしい感じがする。

でも、この人が真ちゃんだなんて…

姫花乃

信じない…ッッ、

場地

姫花乃

何か止血できる布を持ってきて!!

場地

は、はい

姫花乃

やっぱり、圭介だ。

姫花乃

なんでこんなことッ、

場地

これっ、

そう言い、タオルを渡してくる圭介。

その時、私の顔が見えたのか

場地

…姫花乃、、?

姫花乃

…、なんでこんなことしてるの

場地

ウーウー(パトカー)

姫花乃

姫花乃

2人は逃げて。

場地

?!なんでっ

姫花乃

いいから!!

場地

っ、一虎!!

一虎

その後私は到着した警察に連れられ、年小入りした。

女なんだけど。

私があの時どうして庇ったのか

私にも分からない。でも

真ちゃんがしぬとか、そんなの信じたくなくて

その場にいたのに、確実にあの二人よりかは強いのに、助けられなかった。

勝手に罪悪感を覚え庇ったんだ。

あのふたりには、気にして欲しくないな…

この時だ。

兄さんと、離れ離れになったのは。

姫花乃

(兄さんが私から離れたんじゃないっ、私が、離れたんだ…)

姫花乃

そう、だった…

場地

姫花乃、?

姫花乃

え、いや、なんでもない。

稀咲

話は終わったか?

場地

てめっ…

マイキー

場地!!!!

場地

マイキー

もうやめろ!!

場地

は、俺は芭流覇羅だ。

場地

こいつを、殺r…

ガンッッッ

姫花乃

姫花乃

は…、?

一虎

あ…?

場地

ッ、…

姫花乃

けい、すけ…?

場地

だ、いじょ、ぶだ…っ

姫花乃

圭介っ、!

隙をつかれ、後頭部を殴られた場地。

姫花乃

ッお前っ、!!!!

稀咲

なんだ

稀咲

そいつは敵だ。

姫花乃

圭介を連れ戻しに来たのに!!!!

姫花乃

こんなことしてなんになんの?!

稀咲

弱っているところを連れていけばいいだろう

姫花乃

気持ちが東卍にないと、連れ帰ったって意味ないでしょ!!

姫花乃

こんな状態じゃ、話なんかできないっ、

姫花乃

後頭部殴って、目が覚めなくなったらどうすんだよ!!!!!!

稀咲

そんなことで長く目が覚めなくなることはなi

姫花乃

あるんだよ!!!!

姫花乃

あるから言ってんだよ!!!!

現に、真ちゃんがその状態だ。

マイキー

姫花乃

っ、

場地

…、

姫花乃

圭介、?

場地

姫花乃

圭介?!

一虎

場地!!

姫花乃

誰か!!救急車!!!!

それから圭介は、救急車に運ばれていった。

一虎が同行した。

マイキー

姫花乃、行くぞ

姫花乃

っ、うん

姫花乃

圭介のとこは、どこ…

一虎

こっちだ

姫花乃

一虎!

一虎

ついてこい

姫花乃

うん

マイキー

っ、

姫花乃

マイキー…

姫花乃

今は、一虎のこと、置いといて…

マイキー

、あぁ…

一虎

一虎

ここ。

姫花乃

…圭介、

マイキー

場地…

それからしばらく沈黙が続いた。

マイキー

なあ、

マイキー

姫花乃。

姫花乃

ん、

マイキー

また庇う

姫花乃

マイキー

あれ、どういう意味。

姫花乃

…あー、聞こえてたんだ…

マイキー

うん

姫花乃

あれは……

私は、あの時のことを話した。

マイキー

マイキー

だから、一虎は年小入んなかったんだ。

一虎

…あぁ。

一虎

姫花乃

一虎

今回のことも、マイキーの、兄貴のことも

一虎

許してくれなんて言えねえ。

姫花乃

…今回のは、一虎のせいじゃないよ。

一虎

…いや、俺が元は場地を刺そうとそた。

マイキー

姫花乃

今回のことは、稀咲のせいだ。

一虎

マイキー

、!

姫花乃

一虎が、2年前…場地と逃げたあとに姿を消した。

一虎

…うん

姫花乃

マイキーが悪いんだ、そう思っていた所、弱っていたところに付け込まれた。

姫花乃

それで今回の抗争は起きた。

姫花乃

違う?

一虎

…、稀咲は…俺が逃げたあとすぐ、話しかけてきて…仲間に入れと言われた。

一虎

目当てはマイキー。

一虎

目的は違っても、目指す人物は同じだ。

一虎

俺は稀咲の目的は知らない。でも

一虎

俺一人じゃマイキーを殺すなんて無理だった。

一虎

だから稀咲と協力した。

マイキー

姫花乃

一虎

でも、なんで稀咲が裏切り者だって気づいたんだ

姫花乃

…半間とか言うやつのケータイ見た。

一虎

…、いつの間に

姫花乃

みんな弱くて面白くなかったからさ。

一虎

マイキー

一虎。

一虎

マイキー

お前は…反省

マイキー

してるか

一虎

!あぁ、一生かけてつぐなu

マイキー

兄貴は死んでない。

一虎

!!

マイキー

場地も生きてる。

マイキー

一生かけて償う必要ない。

マイキー

けど

一虎

ちゃんと、反省している。

一虎

俺は更正するつもりだ。

マイキー

マイキー

東卍には、戻ってこないわけ?

一虎

?!

姫花乃

一虎

いや、俺はっ、

マイキー

一生かけて償おうとしてたならさ…

マイキー

目が覚めない兄貴の代わりに

マイキー

俺の言うこと聞いて。

マイキー

東卍に戻ってこい。

一虎

マイキー

兄貴も、お前のこと許すはずだ。

マイキー

一人一人が、仲間を大切にする

一虎

マイキー

俺は、変わらず

マイキー

お前が大切だ。

マイキー

もちろん、他のみんなも。

一虎

っ、うん…

姫花乃

これで一虎も仲間ってわけね

一虎

!!

一虎

姫花乃もっ、あん時庇ってくれたり、さっきだって俺の事止めてくれて、

一虎

ありがとうっ…

姫花乃

ううん、私が勝手にしたことだよ

姫花乃

2年前のは、圭介もいたから庇ったんだ。

姫花乃

でも、一虎が仲間なの、私は嬉しいよ ニコ

一虎

!うん

それから一虎は、東卍二再び加入し、東卍創立メンバーにも許しを経た。

数日後

姫花乃

あ〜…この手の傷、残るだろうなぁ…

姫花乃

てか、圭介…目覚めないかなぁ…

姫花乃

一緒にバイクふかしたい…

姫花乃

一虎でも誘おうかな

姫花乃

さっきわかれたばっかだしなぁ

姫花乃

桜餅でも勝買って帰ろうかな〜(好物 桜餅)

姫花乃

…?!

姫花乃

花垣?!あいつまた絡まれてる…

あぁ"?ウチのシマに東卍だあ?

テメェら全員殺してやる

姫花乃

この声…っ、兄さん、?

私は声のする方向へ走った。

NEXT ー ♡ 2000 〜

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