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美咲
私は震える足を必死に動かしながらお姉ちゃんの元へ歩いた
奇跡
美咲
奇跡
奇跡
美咲
私は振り返って燃え盛る炎とお姉ちゃんの悲鳴を無視して家から出た
でも通報はしなかった
ピーポーピーポー ウーーーウーーーー
サイレンが辺りに鳴り響く
私は燃える家を見ながら、笑った
美咲
警察の人は、いきなり家が燃えたのに焼け跡ひとつなく家から出てきた私をおかしく思っていのだろう
だってそんなの、
分かりきってた事じゃない