帰る時間になった。
一平と駿と森田君が、玄関で見送ってくれた。
これから一平はスイミングに、駿は森田君の家に遊びに行くらしい。
一平
駿
一平と駿が、笑いながら大きく手を振る。
亮太も手を振り返したが、笑顔が作れなかった。
終業式の日も同じように見送られた。
あの時は2人とも泣いていたけど、今は笑っている。
もう亮太が転校してしまったからだろうか。
会おうと思えば、会えるからだろうか。
でも亮太は明日、この学校には来れない。
明日だけじゃない。
明後日も、その次の日もずっとだ。
コメント
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続編待ってます🎶