テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
翌朝の 教室 。 荒北は 、机に 突っ伏して いた 。
いつも 通り 、寝てる ふり 。 でも ―― 内心 、ぐちゃぐちゃ だった 。
荒北靖友
こっちは ずっと 、“ 好き ” って 言葉に 追いつけ なくて 、ちゃんと 考えて 、ぐるぐる して 、重て ェ くらい 向き合ってん のに 。
なのに 、あいつは ――
新開隼人
軽い 声 。教室に 入ってきた 新開が 、荒北の 机の 横に 腰を 下ろす 。
荒北靖友
新開隼人
荒北靖友
新開隼人
荒北は ごまかす ように 、寝たふりを 決め 込む 。 でも 、心臓は 速く なる ばかり だった 。
休み 時間 。 東堂が ふらりと やって くる 。
東堂尽八
荒北靖友
東堂尽八
荒北靖友
東堂尽八
東堂尽八
荒北靖友
東堂尽八
荒北靖友
東堂が 茶化す 声の 向こう で 、新開は 窓の 外を 見ながら 、昨日と 変わらない 、穏やかな 笑みを 浮かべて いた 。
荒北靖友
荒北靖友
でも 、それでも 。 目が合うと 、少しだけ うれしく なってしまう 自分が もっと ムカついた 。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!