テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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腐男子にまさかの彼氏!?

第5話 - 4話　恋とは？

162

2024年10月19日

#プロセカ

#彰冬

#ヒロアカ

#爆轟

#R-18

#R18

ゆずしあと🥞☕️

怪しいおばあさん

さぁ…君たち…いや、君に聞きたいことがある

怪しいおばあさん

そこのツートーンの子

轟焦凍

お、俺か

怪しいおばあさん

聞きたいこと…というか、言いたいこと

轟焦凍

…なんだ

爆豪勝己

早く済ませろや…

怪しいおばあさん

…

轟焦凍

…

怪しいおばあさん

この間は、どうもありがとう

爆豪勝己

は？

轟焦凍

え…？

轟焦凍

な、なんだ…？おれ…お前になんかしたか…？

怪しいおばあさん

ええ…あ、そういえば、これのせいでわからなかったのかな

怪しいおばあさん

ごめんね。フード、外すね

パサ

優しい顔をしたおばあさん

…

轟焦凍

…！おばあさん…！あの時の…！？

爆豪勝己

あ…？なんだよ…どういうことだ？

ー数日前ー

優しい顔をしたおばあさん

よいしょ…おいしょ…

轟焦凍

ん…？

轟焦凍

…！

轟焦凍

おばあさん。荷物、お持ちします

優しい顔をしたおばあさん

え…？いいよいいよ…この荷物…すごく重いし…

轟焦凍

大丈夫です。俺、こう見えて結構鍛えてます

優しい顔をしたおばあさん

…！
あはは(笑)そうかい。
じゃあ頼んだよ。
あそこの緑の屋根のお家まで
お願いできるかい？

轟焦凍

はい。わかりました！

優しい顔をしたおばあさん

ありがとう。

轟焦凍

─ってことがあったんだ

爆豪勝己

〜〜っっ…はぁ…くそ…

爆豪勝己

なんでそんな怪しい格好して話しかけてくんだよ…
あの場で言えばよかっただろーが…

優しい顔をしたおばあさん

…そうだよね…ごめんねぇ…
ワタシ人混みは苦手で…
でも今日のイベントは訳あってどうしても出なくちゃいけなくて…
せめてちょっとでも防げないかとフードをしてたんだよ。

爆豪勝己

そういうことかよ…

轟焦凍

そうか…まぁよかったじゃねぇか

爆豪勝己

はぁ…

優しい顔をしたおばあさん

助けてもらってこんなことしかできないけど、
おすすめの美味しい料理屋さんを
教えようか

轟焦凍

…確かに腹も減ってきたな。お願いします
どこですか

優しい顔をしたおばあさん

えっと─

轟焦凍

ここがあのおばあさんの言う美味しいお店か

爆豪勝己

おー…

轟焦凍

お…？

爆豪勝己

あ？

青柳冬弥

…！焦凍！

東雲彰人

ん？あ、2人じゃねぇか

青柳冬弥

奇遇だな

轟焦凍

おお、おばあさんにおすすめされたから来た

青柳冬弥

…？そうなのか？
まぁ確かにここの料理はすごく美味しいぞ
2人もぜひ食べてみてくれ

轟焦凍

おお、そうする。
…爆豪さん…なににします？

爆豪勝己

別になんでも…
…！じゃあこの
激辛パスタ

轟焦凍

激辛…ですけど、大丈夫ですか？

爆豪勝己

大丈夫だから頼んどんだろーが

轟焦凍

あ、はい

東雲彰人

せっかくハロウィンにきたんだから
ハロウィンメニュー頼めばいいじゃねぇか

爆豪勝己

別にハロウィンなんざどうでもいいわ

東雲彰人

えーつまんな

爆豪勝己

あ？殺すぞ

東雲彰人

キャーコワーイ

爆豪勝己

…💢

轟焦凍

すみませーん

_________________

お店の人

おまたせいたしました。
激辛パスタと
吸血鬼のグラタンです

轟焦凍

お、ありがとうございます

轟焦凍

いただきます

爆豪勝己

……いただきます…

東雲彰人

はぁー食った食った。うまかったし、
イベントなかなか楽しかったな

青柳冬弥

はい！
モンスターたちが目の前で
踊りだした時はびっくりしたが、
少し可愛かった

轟焦凍

そうだな……あ、
そろそろ帰らねぇと

爆豪勝己

おー…俺もあんまりおせぇと
ババァがちっとうるせーし
帰るわ。じゃな

東雲彰人

おう。じゃあな

青柳冬弥

また月曜日、学校でな

轟焦凍

おお

轟焦凍

お…？帰り道一緒…なんですか？

爆豪勝己

そうみてーだな。
チッ…あんまこっちよるんじゃねーぞ
あと話しかけんな

轟焦凍

あ、はい…

轟焦凍

…あの

爆豪勝己

あ？話しかけんなっつったろ
聞いてなかったんか

轟焦凍

すみません
あの、爆豪さんって

爆豪勝己

話聞けや💢

轟焦凍

好きな人…とか、いないんですか？

爆豪勝己

はぁ？好きな人ォ？

轟焦凍

はい

爆豪勝己

……んなの…

轟焦凍

…

爆豪勝己

…いなくは…ねぇけど

轟焦凍

え…ぁ…

轟焦凍

(好きな人…いんだな、)

轟焦凍

そうですか

爆豪勝己

は？オレだけいって終わるんか
ふざけんなお前も言えや

轟焦凍

え…あ…俺は…

轟焦凍

気になってる人なら…

爆豪勝己

あっそ

轟焦凍

…

轟焦凍

(少し…気まずい)

東雲彰人

とーやは時間大丈夫なのか？
門限とかねーの？

青柳冬弥

一応ありますけど、今日は楽しんできていいと母さんが。

東雲彰人

そうか…いい母さんだな

青柳冬弥

…そうでしょうか
ふふ、
でも、そうかもしれないな…

青柳冬弥

いいお母さんかもしれない…

東雲彰人

…！

東雲彰人

(今笑った…)

東雲彰人

な、なぁ

青柳冬弥

あの

東雲彰人

あ…

青柳冬弥

あ…

東雲彰人

わりぃ、さきいいぞ

青柳冬弥

いえ、さきどうぞ

東雲彰人

…じゃあ俺から…

東雲彰人

お前って、タイプどんなの？

青柳冬弥

タイプ？

東雲彰人

お、おー…

青柳冬弥

えっと……

青柳冬弥

(こ、これは…！BLあるある！)

青柳冬弥

(タイプを聞いてあ、俺と真逆だ…って言ってそこからタイプに少しでも近づこうと努力をしていたけどそのままのお前が1番好きっていうそういう展開になるパターンではないかこれいやでも相手は東雲さんだ落ち着け…そんなことはない本当にただ単に理由はなく聞きたいだけだここは俺のタイプを素直に答えればいい…よし…)

青柳冬弥

俺は…タイプとかないです

東雲彰人

は？ない？

青柳冬弥

こんな俺を好きになってくれるだけで、それだけで嬉しいので

東雲彰人

…そうか

青柳冬弥

はい

東雲彰人

じゃ、じゃあお前の聞きたいこと…どうぞ