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殺し合いサバイバルゲーム1

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殺し合いサバイバルゲーム1

1 - 殺し合いサバイバルゲーム1

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2019年07月22日

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今、目の前で親友が 血まみれで倒れている。

この状況が…私には…

…理解が出来ない─

7月22日 午前11:30

私達は終業式を終え

家に帰っていた。

山咲あかり

かおん!じゃあ12:00にどこで会う?

立花かおん

うーん…。じゃあ

立花かおん

高岡公園で!

山咲あかり

りょーかい!

山咲あかり

また12:00にね!

立花かおん

うん!

私の家の前に着き、

遊ぶ約束をして別れた─。

山咲あかり

ただいまー…

私の家には誰も居ないのか、シーン…としていた。

山咲あかり

(ラッキー!!)

私は誰もいないのが嬉しくて、直ぐに上に上がった。

山咲あかり

(何着ていこっかなー)

私は親友のあかりと遊ぶ、 用意をしていた。

山咲あかり

(あ、待って…!)

山咲あかり

(トイレ行きたい!!)

私はトイレを済まし、

12:00に着くように、 家を出ようとした。

その、瞬間─

山咲あかり

んんっ…!?

口をタオルで塞がれ、 目隠しもされた。

何故か知らないが、急に眠たくなり、意識が無くなった─

山咲あかり

(ん…ここは…?)

目覚めた所は、高級そうな部屋のベットの上。

来たこともないところだ。

山咲あかり

(ここはどこ…?)

山咲あかり

(どうしよう…かおんと約束したのに…)

山咲あかり

(と、取り敢えず外に出よう…)

私が外に出ようとしたその瞬間─

アナウンス

プププツン…

アナウンス

あ、あ。失礼。

アナウンス

やぁここに連れてこられた皆さん。

アナウンス

初めまして。

アナウンス

私の名前は…そうだなぁ。

アナウンス

まぁ«マスター»や«ボス»とお読み下さい。

アナウンス

さて、本題です。

アナウンス

今から貴方達に殺し合いサバイバルゲームをして貰います。

山咲あかり

殺し合いサバイバルゲーム…!?

アナウンス

あー、そんなに驚かないで。

アナウンス

簡単ですから…。

アナウンス

貴方達がしなければいけないことは3つ。

アナウンス

1、まず連れてこられた皆さんで会い、チームを作って下さい

アナウンス

三人一組ですよ?

アナウンス

2、野宿をしましょう。

アナウンス

この屋敷はチームが決めれた後には消えます。外にはテントもありません。

アナウンス

食べ物も勿論ありません。なので狩りましょう。

山咲あかり

狩る…!?そんな…!!

アナウンス

3、殺し合いをしましょう。

山咲あかり

!?

アナウンス

さっき言った通り、テントも住むところも無い。

アナウンス

なので襲撃や食べられないような安全な所はありません。

アナウンス

上手に身を潜めて上手く生き残りましょう。

山咲あかり

あの!武器は!?

アナウンス

あぁ。忘れてました

アナウンス

武器は今居る部屋のクローゼットにあります。

アナウンス

皆さん同じ武器ですのでご安心を。

アナウンス

では~!上手に生き残って僕と会いましょう~!

アナウンス

ルールは外に書いてありますよ♡

アナウンス

今回は何人、生き残れるかなぁ…?ブッツン

山咲あかり

(今回は…?)

山咲あかり

(まぁいいや!早く武器を待って出ないと!)

«今回は…»

その言葉に引っかかりを思いながらも、私は武器を持って外に出た。

武器は、 銃、弓矢、刀などだった─

私は彷徨いながらも、 何とかみんなの所に行けた

山咲あかり

(1…2…3…4…5…)

数えてみると全員で15人。

その中にはかおんも居た。

山咲あかり

かおん!!

立花かおん

あかり…!

山咲あかり

かおんも居たんだね。

立花かおん

うん…。

立花かおん

急に連れてこられて…。

山咲あかり

そっか…。

山咲あかり

チーム、どうする?

立花かおん

…あかりとなりたい。

山咲あかり

私も…かおんと居たい。

如月りゅうじ

なあ、あんたら友達か?

山咲あかり

はい…

如月りゅうじ

あぁ。俺は如月りゅうじ。宜しくな

山咲あかり

宜しく。私は山咲あかり。

立花かおん

私は立花かおん。

如月りお

私は如月りお…。

如月りゅうじ

俺の妹。

山咲あかり

妹…幼いね。

如月りゅうじ

…まぁな。

立花かおん

さ!

立花かおん

チーム作ろ。

山咲あかり

そうだね。

如月りゅうじ

だな。

山咲あかり

あのさ、りゅうじって読んで良い?

如月りゅうじ

…良いけど。

山咲あかり

じゃありゅうじとりおちゃんは同じチームね。

如月りお

うん…!

如月りゅうじ

ああ。それが良い。

立花かおん

誰か如月くん達のチームに入らない?

前沢たけや

…誰も入りたくねぇだろ。

前沢たけや

そんな幼い子連れてさ。

前沢たけや

死ぬの確定じゃん。

山咲あかり

…っ!

如月りお

やっぱり…お兄ちゃん、私死んでも良いよ。

如月りゅうじ

りお…?どうしたんや…?

如月りお

お兄ちゃんが生きとるなら、私なんか死んでも良いねん

如月りお

お兄ちゃん、他のチーム行き?

如月りゅうじ

…辞め、りお。

如月りゅうじ

俺は死なせたくないんや…!そんなこと言うなや!

如月りゅうじ

あんたのことは俺が、命懸けてでも守ってやるからな!

如月りお

…うん。守ってね。

山咲あかり

(…残酷過ぎる。)

山咲あかり

(こんなにも幼い子にまで武器を持たせて、命懸けで戦わせるんだ…っ。)

山咲あかり

(許せない…っ)

星宮とおる

僕、行くよ。

星宮とおる

りゅうくん。

如月りゅうじ

とおる!?

如月りゅうじ

何で…っ!?

如月りお

とおるお兄ちゃん!

立花かおん

知ってるの…?

如月りゅうじ

ああ、俺の友達や。

星宮とおる

りおちゃん、おとる兄ちゃんとりゅうくんが守ってあげる。

星宮とおる

やから心配すな。

如月りお

うん…

前沢たけや

そっちは決まったよな。

如月りゅうじ

ああ…。

前沢たけや

後は俺らだけだ。

前沢たけや

早く決めてしまおう。

山咲あかり

だね…。

私は腹が立っていた。

あの«マスター»やらに。

何故かって…?

そりゃぁ、あんなに幼い子をこんな残酷な所に

無理矢理連れてきて殺し合いサバイバルとか…

可哀想だから─

話し合いの元、 チームが決まった。

私とかおんとやまと。

やまとは隣町の子で、 剣道、柔道、空手、護身術などなっているらしいから、

頼もしい人だ。

そして、りゅうじ、りおちゃん、とおるくん。

たけや、りおん、さやか。

ゆう、はるか、りん

ゆな、りな、さな。

この組み合わせで 分けられた。

チームが決まった瞬間、«マスター»の言うとおり、

屋敷は消えた─。

山咲あかり

さぁ、ゲームが始まる…。

私達はチーム別に、それぞれの配置へ分けられた。

さぁ 7月22日。午後1:00

ゲームスタート─

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