梅雨時、雨が降る季節に
俺 鷹也の事が好き
貴方は僕に告白をしてくれましたね。
… ごめん
付き合えない
僕は告白を断りました。
そっか 、 笑
「 そっか 」と笑う君は何処か寂しげな表情と
何故か清々しい顔をしていましたね。
__ 。
雨の音で掻き消された僕の言葉。
綺麗でも、汚くも無い、僕だけが聞こえた言葉。
鷹也は美しいよ
貴方は美しく、綺麗な言葉を投げ掛けてくれたのに。
綺麗で、輝いていて、
貴方の方が輝いていたのに。
だから俺が守ってあげないとでしょ?
僕が貴方を守ってあげないといけなかったのに。
鷹也なら出来るよ
出来ないよ。
この先何があろうとも
第二話 「 告白 . 」







