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ぬしししし
ぬしししし
たっつんは、ある日を境にじゃぱぱを少しずつ意識し始めていた。
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朝の送り、夕方のお迎え、何気ない会話の中で。
それでも、自分の中で何かが壊れてしまうのが怖くて。 元のように笑えなくなるのが怖くて。
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そう思いながらも、引かれるように、 日々の中でじゃぱぱの存在が大きくなっていた。
ぬしししし
──その日、ちょっとした事件が起きた。
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保育園のイベント準備で、たっつんが手伝いに行くことになった。
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α・β・Ωが入り混じる環境で、軽くフェロモンが飛ぶような空間。
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たっつんは普段から抑制剤を飲んでいたが、疲労とストレスのせいで体温が上がっていた。
男性保育士)使い回し
他の男性保育士が声をかけてきた瞬間─
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ガタッと物音が立つ。
奥で作業をしていたじゃぱぱが顔を上げる。
そしてたっつんと、男の距離を見て、 表情が一変した
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たっつんが思うより早く、じゃぱぱの足音が近づく。
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低い声。普段の甘えた声じゃない。
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たっつんは呆気に取られながらも、 流されるように廊下の裏側へ引っ張られた。
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そう言ったじゃぱぱの顔は、怒っているようで、どこか悲しそうだった。
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じゃぱぱの声が震える
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たっつんは唖然として立ち尽くした。
目の前にいるのは、あのいつも子どもに囲まれて笑ってる、あのじゃぱぱじゃなかった。
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一歩、近づいてきた。 αの匂いがふわっと鼻をかすめて、 たっつんの体がびくっと震えた。
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その言葉は、 たっつんの過去の傷を、そっと優しく包み込んだ。
ーーその夜
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たっつんは、抑制剤を飲む手を、ほんの一瞬、止めた。
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胸の奥が、少しずつ熱を持ち始める。 長い長い拒絶の先に、確かに、何かが灯っていた。
コメント
9件
すごくすごく最高です
これは…!!! 惚れかけている…?!!😶🌫️ 次回も必ず見なければ…🙃
👍🏻💕