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紫廻露(しえる) 受験生☆
138
愛那⟡.꙳
7
次は、暇なつさんだった。
暇なつ
私はされるがままに頷いていった。
暇なつ
最後にニッコリとした笑顔だった。 暇なつさんは、笑顔も素敵なんだ。と、分かった。
次は、雨乃こさめさんだった。 可愛くて、きゅるるんとした、愛嬌がある人だった。
こさめ
テンションが高い状態だった。 私は、やっぱり、されるがままに頷く。 そしたら、雨乃さんは、頷いたことを確認して、言った
こさめ
私は、雨乃さんが私を一年くらい前から好きだったことを初めて知った。 なぜか、私は、偉い?と、言われ、褒めたくなってしまった。私を一番最初に助けてくれたから。私は、知らない間に言ってしまった。
にか
私は、言ったあとに後悔した。 別に後悔することなんてなかったけど、今の性格じゃ、こんなことを言われても、嬉しくないはずだから。でも、雨乃さんは、想像以上に笑ってくれた。
こさめ
キラキラした笑顔で、笑いながら。 私も、思わず、頬が緩んでしまった。 でも、それが本当の私なのかも知れない。
次が最後の人だった。みことさんだ。
みこと
私は、頷いた。私は、ずっと、最後まで、頷くことしかできていなかった。
みこと
私は、俺と違っての意味が分からなかった。 私より、絶対的にみことさんたちのほうが、学力も全てが高いはずなのに...すごいと言われる。 それがわからなかった。
にか
コメント
4件
マジでチャットで見ると全然違うな。 続き楽しみすぎる!
うわあ…第5話、すごく温かい気持ちになりました。雨乃さんの「偉い?」って言葉、グッときましたね。一年前から好きだったのに、にかちゃんが笑わなくなったのはいじめっ子のせいだって分かってて、最初に黙らせたんだって…。それに対してにかちゃんが思わず「偉いね」って言っちゃうところ、今の自分の性格じゃ言わないはずなのに出ちゃったっていう葛藤も含めて、すごくリアルで好きです。みことさんの「反撃しなかったのは相手を傷つけないため」っていう解釈も、優しさの裏返しでハッとさせられました。4人それぞれの視点が丁寧に描かれていて、構成が美しいなと感じました。