TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

紫耀の部屋

side暦

瀬奈は…どうしてるの…?

紫耀

………………………………(´~`)モグモグ

………

殺したよ。

………………

暦の事を裏切ったんがどうしても許せんかった。

最期まで、暦にしたことを反省なんかしてなかった。

……………………

もう…いいの。

あの日、私は…

紫耀と生きる事を選んだ。

瀬奈は…私に呆れてたんじゃないかな。

紫耀

………………………

私が…瀬奈のこと…殺したんだ…

紫耀

暦。

紫耀…わたし…

紫耀

いいから、聞け。

紫耀は暦の耳元でこう言った。

紫耀

いいんだよお前は、俺以外の事で脳内を埋めるな。

紫耀

お前が今考えてること何?

…………

しょう…。

…は?

紫耀

何?

え、何これ?

紫耀

暦に魔法の言葉をかけた。

紫耀

「お前が今考えてること何?」って聞いたら、

紫耀

強制的に暦の脳内が俺のことになる

紫耀

暦ちゃん最終奥義。

へー。

廉くんって言わせてやろ。

紫耀

ダメダメ。暦と俺は共依存だから笑

うざぁ。

紫耀

ふっ笑

紫耀、海人に連絡しなきゃ。

紫耀

そうだね。暦連絡先知ってる?

うん。

紫耀

俺がかける。

はい。

暦は紫耀に携帯を渡した。

海人

もしもぉーし!

海人

海人ですよー!

海人

暦先輩、紫耀先輩とお別れしましたかぁー?

紫耀

おい示談交渉。

海人

うわっ!?悪魔!

海人

なんで暦先輩の携帯に?

海人

ていうか、まだ別れてなかったんですか?

海人

ていうか、示談交渉の事、なんで知ってるんですか?

紫耀

お前「ていうか」多くね?

紫耀

示談交渉のことは廉から聞いた。

海人

廉さんも抜けてきたんですね。

紫耀

砂飯、嫌なんだとよ。

海人

まじであれは衝撃的な不味さでした。

紫耀

どんな飯だよ。

海人

で、要件は?

紫耀

廉がな、今ジンのとこでかくまってもらってて…

紫耀

恩返しに、ジンが恨みまくってる元主治医の仁田川って言うやつを懲らしめるんだとよ。

海人

で、なんで俺なんですか?

海人

もう法に触れる事はしたくないんですが。

紫耀

お前には暦と一緒に仁田川に接触してもらう。

海人

へぇ~珍しい、暦先輩と俺を一緒にしていいんですかぁ〜?

紫耀

やむを得ない。

海人

紫耀先輩も大人になりましたね。

紫耀

うざい。

紫耀

あと、お前に一つ聞きたかったことがある。

海人

なんですか?通話料払ってくださいよ?

紫耀

知らん、通話料くらい自分で払え。

紫耀

お前、神の親友だったんなら、神の多重人格の事、気づかなかったのか?

海人

神と対面で話したのは、高校最後です。

海人

その時は心理学の事がまだ詳しくなかったので、気付くことができませんでした。

海人

今思えば、何個か節はあったんですけどね。

紫耀

そうか。

紫耀

じゃあ、今から俺の家来てくんない?

海人

知らないんですが。

紫耀

住所送る。

海人

了解です。

side暦

しょう…

紫耀の体に抱きついた。

紫耀

ごめんな一人にして、嫌だったよな殺人鬼と二人きりとか。

やあ、僕は殺人鬼だよ。

で、海人ここに呼んだんか?

紫耀

ああ、もうそろ来る。

ピンポーン

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン

紫耀

うるせぇな。

海人ってそういう奴笑

ガチャ

海人

お邪魔しまぁーす!

海人

暦先輩ー!

海人…

海人は暦に抱きついた

紫耀

離れろこの!

紫耀

やっば、こいつ全然離れない。

海人

えへ、そこの砂飯loverさんとは違いますよ!

俺あんな砂飯愛してないわ、俺が愛してるんは暦だけや!

紫耀

黙れ暦は俺の女だ!

ちょっと!!!

仁田川との接触の話はどうしたの!

早く勧めたほうがいいんじゃないの!?

あ、そうやった。

はい、海人これ。

海人に全部説明した。

海人

なるほど。わかりました。

とりま、暦がジンと話すことから始めなって言う感じ。

おい悪魔、呼べ。

紫耀

ほーい。

ジン

やっほ。

はぁ!?

海人

えぇ!?

…!?

紫耀

またお得意の人間観察か。

ジン

そんな感じ。

ジン

こよちゃん、はじめまして。

この人が今話題の"ジン"宮寺勇太さん?

ジン

他人行儀だね、これでも従兄弟なんでしょ?

ジン

こよちゃんははじめましてかもしれないけど、こよちゃんの事はずっと見てたよ。

海人

今さらっと犯罪者発言したな。

ジン

人間観察だよ。

海人

…………

あのさ、私はあなたの事はなんて呼ぶべきなの?

ジン

んー…じゃあ統一してジンでいいよ。

分かった…。

あとは…岸くんのみ。

Devil 第三章 Devils編 (第一章 第二章 公開中)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

63

コメント

2

ユーザー

続き待ってました! また次も楽しみです😳

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚