〜千紗斗の部屋〜
懸
大丈夫か?
千紗斗
うん…もう大丈夫だから
懸
よかった…………
懸
なぁ。俺の話しを聞いてくれるか?
千紗斗
えっ……?
懸
話すぞ…
懸
中学一年の時から…ちょっとおかしな感情を持つようになった。お前に。
懸
最初は「可愛い」「好き」
懸
って感じだったから、「弟が可愛い」と思い始めたんだぐらいだった。
懸
でも、中学三年の時から
懸
「キスしたい」「抱きつきたい」ってなった。
懸
この時からずっと、お前に触れたくても我慢してきた。
懸
そして高校一年から
懸
「一緒に寝たい」「抱きたい」って思った…今も…
千紗斗
そうだったの…………
懸
それでこの間、我慢の限界でキスしてしまった…
懸
悪かったな……
千紗斗
でも今までそんな態度見せて来なかった……
千紗斗
なんで…?
懸
だってさ、俺はお前が養子だって知ったの…
懸
ついこの間だぞ?
懸
それまでずっと兄弟だと思っていたんだ…
懸
だから…俺は家族を…男を好きになったんだって思った…。
懸
だから、バレないようにずっとこの思いを内に秘めていた…。
懸
だから俺は、お前が養子で良かったって思ったんだ…。
懸
酷いだろ?
千紗斗
酷くないよ…
千紗斗
どう思うかは、その人次第だし…
懸
千紗斗……
懸
やっぱり俺はお前が好きだ。
懸
この気持ちは変えられない。
懸
いつか、お前が俺を好きになった時…
懸
俺と付き合ってくれないか?
千紗斗
いいよ…。
懸
ありがとう(ニコッ(涙
懸
これからどんどんアプローチしていくからな
懸
覚悟しとけよ?
千紗斗
うん!
ありがとうございました!!
まだ続きますよ〜!!
次回もよろしくね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
♡もお願いします!!どうか!!下さい!!