俺と裕司は親友だ
修学旅行で同じ部屋になった俺たちは退屈してたんだ
拓海
裕司
裕司
拓海
拓海
拓海
拓海
裕司
拓海
裕司
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
そしてそのまま修学旅行が終わった。 あの後何を話したか覚えていない
え?終わりかって?
続くんだなぁコレが
裕司
拓海
拓海
裕司
拓海
裕司
裕司
拓海
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
拓海
裕司
裕司
真里
裕司
拓海
真里の手間、裕司は動揺しまくりw それを横に笑いながら見てた
裕司は真里に恋をしたみたいだ。
こんな今時の少女漫画でも無いような微笑ましいこの光景は
何故か俺の心を蝕んでいく
あれから数日たった今日は、 真里の誕生日だ。
裕司はかなり奥手で、 なかなか想いを伝えられない
拓海
裕司
もはや 「あいつ」で通じるほど 彼女の話題でいっぱいだ
拓海
裕司
裕司
拓海
「あいつ」にクッキーを買ってきた 裕司は
何もしないまま、 学校が終わってしまった。
拓海
拓海
裕司
拓海
裕司
拓海
裕司
拓海
拓海
裕司
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
拓海
裕司
裕司
拓海
拓海
裕司
裕司
裕司
拓海
拓海
拓海
裕司はいつでも言えると意地をはる。 それは誕生日プレゼントを渡せなかった奴が言うとあまりにも滑稽だ
「言いたいけど言えない」 そんな事考えてる思春期男子はこの世にどのくらいいるのか
別に恥じるような事ではない
いいじゃないか。 悩むことができるんだから
好きな人がいなければ悩む事すら無い 貴重な体験なのだから
拓海
結局次の日に 誕生日プレゼント渡してた
裕司も真里も 喜んでいた
今日は講座が長引いて、 帰りが遅れてしまった
拓海
真里
拓海
真里
拓海
真里
拓海
真里
拓海
真里
拓海
拓海
真里
真里
拓海
拓海
真里
真里
拓海
拓海
真里
拓海
拓海
拓海
真里
拓海
真里
拓海
拓海
真里
真里
拓海
拓海
真里
拓海
この後コンビニで チョコを買ってあげた
一緒に帰ってくれたお礼に、 くれた一粒は苦い味がした
途端に裕司に対する申し訳なさが溢れてくる。
拓海
途中真里と別れて歩いた帰り道は 何故か孤独感を漂わせる
口に残ったチョコの味が気持ち悪くなった
拓海
拓海
冷静に考えよう
拓海
拓海
拓海
本当にそれで良いのかよ。
このままいけば確かに 裕司と真里の関係は時間の問題だ
ただ付き合ったあとはどうなる? 俺は一人ぼっちだ
別に問題があるわけじゃない。 今までだって1人だったじゃないか
拓海
拓海
では何故そう心が痛むんだ? 気にしていないわけないじゃないか!
裕司が真里と付き合い始めたらきっと俺は除け者だろうなぁ
拓海
拓海
第一... 俺は真里が好きなわけではなくて
裕司が恋をしている事に 嫉妬しているだけだ。
真里に対する感情は、、 裕司より優っているっていう優劣感
だから好きじゃないんだ。
拓海
拓海
一緒に帰っただけでこのザマだ。 案外、人のこと言えないくらい奥手で恋愛下手なのかもしれない
まあ裕司への罪悪感や、勉強で疲れていて冷静に考えることが出来なかったとでも言い訳しておく。
拓海
拓海
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