当時の彼女|紫汐先輩って本当に頼りになるよね.ᐟ.ᐟ
当時の彼女|教師とか向いてそう.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
人生が狂い始めたのは多分
ここからなんだと思う。
生徒|次紫汐先生の授業かよ、だる~。
生徒|あいつの課題さ~
生徒の母親|うちの子がもっと過ごしやすい 学校作りをお願いします。
生徒の母親|特に〇〇君って子、今からでも クラス変えられませんか?
教員|今県大会で忙しいのわかんないかな~
教員|そっちの書類はそっちでやっといて
紫汐 いるま
友達|はぁ~、本当ストレスたまるよなこの仕事。
紫汐 いるま
友達|俺もやめよ~かな…
紫汐 いるま
紫汐 いるま
友達|そんなのしらね~ッ.ᐟ.ᐟ
友達|生徒の人生かかってるかもしれないけど
友達|俺の人生もかかってるんだよ
紫汐 いるま
友達|紫汐はストレスたまんないの?
紫汐 いるま
友達|たまには息抜きしなよ
紫汐 いるま
友達|た~と~え~ば
友達|酒とかさ~.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
友達|えっちなお店とか.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
友達|あら~?♡彼女に怒られちゃう的な?
紫汐 いるま
友達|高校の時から付き合ってる例の子 まだ続いてるの?
紫汐 いるま
友達|純愛羨まし~
紫汐 いるま
友達|ふ~ん
友達|あ.ᐟ.ᐟ
友達|じゃあギャンブルは?パチンコとか.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
友達|はぁ~、ほんと真面目だな
友達|でもまぁ、一回くらいいいんじゃない?
キュィィーンッッ
ピロピロピロッ
大チャンス狙え.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
紫汐 いるま
紫汐 いるま
当時の彼女|私食べたからいいよ
紫汐 いるま
紫汐 いるま
当時の彼女|いいでしょ、どうせ結婚するんだし
紫汐 いるま
多少の不満はあった
だがストレスで会社を辞めた彼女に
強くも言えず
早数年
毎日が精一杯で余裕がない生活
別れ話なんて余計に疲れるし
それなら現状維持でいい
そういえば
今日のパチンコ操作意味不明だったな
あれの何が楽しいんだろ
紫汐 いるま
試しにもう一回だけやってみるか。
それからというもの
酷く明るい光も
酷くうるさい音も
現実から俺を遠ざけてくれるようで
よくないとわかっていても
いつの間にか辞められなくなってしまった
当時の彼女|はぁッ?!借金って何…ッ?!
当時の彼女|聞いてないんだけどッ?
当時の彼女|これからどうやって生活するのッ.ᐟ.ᐟ
紫汐 いるま
紫汐 いるま
紫汐 いるま
当時の彼女|当たり前でしょッ?!
当時の彼女|私はどうすればいいのッ?!
当時の彼女|実家に帰れって言うのッ?!
紫汐 いるま
当時の彼女|…ッッ.ᐟ.ᐟもう知らないッ.ᐟ.ᐟ
彼女に期待していたわけじゃない
当時の彼女|大丈夫だよ.ᐟ.ᐟ一緒に頑張って行こ.ᐟ.ᐟ
だけど
求めていた言葉を妄想しては
甘ったれた考えを持っている
自分に反吐がでた
自分のことも制御出来ないクズ
そんな人間が人に甘えようだなんて_
当時のホスト|お前さ~、連絡遅いって〇〇ちゃんが 愚痴ってたぞ~
当時のホスト|マジであいつの愚痴だりーんだから
紫汐 いるま
紫汐 いるま
当時のホスト|はぁ~。
当時のホスト|ホスト舐めてるとしか 思えないんだけど
当時のホスト|そろそろ昼職辞めてこっちに 本腰いれたら?
借金を返すために教師を辞める選択もあったが
教壇に上がっている時だけは
自分がまともに思えたし_
これまで辞めたら
すべてから逃げ出した人間になる。
それだけはプライドが許せなかった
緑瀬 すち
緑瀬 すち
紫汐 いるま
紫汐 いるま
嘘だけど…
緑瀬 すち
しかし皮肉なもので
どうやらこの世界は
教師がいなくても回っているらしい
自分がいなくてもいい世界
まるで存在を否定されているようだった。
でもらんはそんな俺を必要としてくれている。
俺の欲しい言葉をくれる
彼といるときっと楽な方へ流れてしまう
そんなのは絶対に_
紫汐 いるま
桃瀬 らん
紫汐 いるま
桃瀬 らん
桃瀬 らん
桃瀬 らん
桃瀬 らん
紫汐 いるま
コメント
4件
なんかつらい過去・・・
久しぶりに早く見れた!!! 彼女ちゃん……。 ガチでこれ読んで思ったんですけど、私はこの物語に貢いでます!!!続き待ってます!!