TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

おも……い……だした

月奈

でもまだ……詳細はわからない

とりあえず……君は月奈。俺のせいで死んだんだな……?何百年も昔に……。

月奈

まあね

月奈

けど今日はそのために来たんじゃない

月奈

君は……異能の使い方を私に聞きに来た……でしょ?

…うん……

月奈

簡単だよ。

月奈

ほら、これに触れてご覧

そういうと月奈は手のひらから丸い形をした紫色の物体を出した。

これは……?

月奈

これは異能球(いのうきゅう)。

異能……球

月奈

人によって見た目は色々あるけれど……君は紫色だね

これに触れるとどうなるんだ?

月奈

異能を使える。

……曖昧だな

月奈

へへへ

月奈

まあやったら分かるよ

……りょーかい

そっと楓は異能球に触れる。

月奈

さてと。

月奈

もう時間もないから言うね。

え?

月奈

これを伝えるために来たんだよ私は

……うん。

月奈

また会おう。

月奈

《月の向こうで》

え?

月の向こうって……

月奈

ほらほら、時間だ!

キィィィン!!

甲高い音と共に楓は光に包まれた。

……この子………

いや、まさかね

キィィィン!!

うっ……

や!

お疲れ様!分かったかい?

……はい。これが俺の……異能

異能球 触れると異能の使い方がわかる。 昔から扱い方を知っていて、それを思い出したかのように。

異能の名は?

『燎原ノ月』……です

燎原…………見せてもらえるかな?

いいですよ

ふぅー……

楓が深呼吸する。そして……

『燎原の月』

その瞬間、楓の頭上に赤い、綺麗な月が浮かび上がった。

……。いいね

………………………………

?楓……ちゃん?

………………………………………………

バッ!

……っ!!

楓から飛んでくる凄まじい勢いの蹴りを珠は左腕で防ぐ。

……まずいね

カチッ

ザー……ザー……

こちら翡翠。現在異能審査中の生徒1名暴走を確認。

???

はいはーい

なんだ、螢か

うわひっどい

ちょうど良かったよ。早く来てくれない?ちょっと困ってるんだ

えー……今学校終わったとこなんだけど……

いいからはやく……っと危な

ズドォォン!!

ひー!身体強化かなぁ?

地面ヘコんじゃってるじゃん……

……私が

……ん?

私が終わらせないと……

何を……?

私がぁぁぁ!!

楓の頭上にある月から、赤い稲妻が翡翠へと飛んでゆく。

バチチチ!!!

お……っと!

ちょーっとやばいかもねぇ……

…終わらせる。人妖大戦線を……!

……!!人妖大戦線を知ってるの!?

バチバチ!!

うわぁ!

その雷が邪魔だなぁ……

じゃあね

あっ……やば……

雷が放たれると思われたその時……

赤い月、燎原の月が消える。

そして、楓は気を失った

???

へいへーい

どもどもー。螢でーす!

名前:如月 螢(きさらぎ ほたる) 種族:人間 異能:イノセント

おお……危なかったよ…………

感謝してね……っとこの子が人妖大戦線の子?

うん。

りょーかい。じゃとりあえず運ぶか

だね。
loading

この作品はいかがでしたか?

29

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚