○○
春千夜
最後に交わしたのは
そんな会話だった
春千夜
店員
店員
店員
春千夜
店員
春千夜
店員
春千夜
春千夜
店員
店員
春千夜
今度会った時にプロポーズを
しようと決めていた。
俺には彼女以外考えられなかったし
正直,遠距離でいるのも
寂しくて,限界だった
彼女も薄々は気がついてた様だ
春千夜
春千夜
今日は寝付けず,
暇だったから,テレビを付けた
柊アナ
柊アナ
春千夜
柊アナ
柊アナ
柊アナ
柊アナ
春千夜
誤報何ではないかと疑った。
目の前に広がる事故現場の様子に
俺は唖然としていた。
柊アナ
春千夜
気がついた時には
携帯を握り締めて
知り合いに片っ端から
電話を掛けていった。
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
必死に言い聞かせながら
震える手で何度も電話を掛けた
春千夜
全てを悟ったのは
次の日の朝だった
春千夜 母
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜 母
春千夜 母
春千夜 母
春千夜
春千夜 母
通話
00:38
春千夜
俺は聞いた途端
春千夜
携帯を壁に投げつけた
春千夜
春千夜
そして生まれて初めて
声を上げて泣いた
春千夜
命日は昨日。
時が経てば
否が応でも思い出す。
俺の時間はあの日から動かない
でも俺はそれでいいと思う。
○○の他に愛したいと思える人は
居ないから__。
人はいつ死ぬのか
誰も分からない
失ってからでは
全てが遅すぎる。
だから。
好きな人がいる奴は
俺のようになるなよ。
ただそれが言いたかっただけ。
ℯ𝓃𝒹
コメント
1件
悲しい話だね〜😢