短編集

桃赤要素あり

通報はしないでください

ねぇ、桃ちゃん？

なぁに、赤？

おーきくなっても、ずっと一緒…？

……一緒だよ、ﾆｺｯ

やったぁ、んへへ//

幼い頃にした約束………

今でも覚えててくれますよーに、

あの約束を交わした小さいころから

俺たちは高校生になった

流れ星がたくさん流れてた夜に交わしたあの約束

俺はずっとあの約束覚えてる、

なんて、言ったら笑われるかな、？

ほんと、そーいうとこ…昔にそっくり

すきだなぁ、なんて……w

あぁ、やっぱ……忘れちゃったよね…

そうだよ、あんな小さかったんだから……

少しでも覚えてくれてる、

って思った自分がばかみたい、

キャンプ当日は天気も良くて、

まるであの日みたいだった、

桃ちゃんとたくさんお喋りしたり

でも、ちょっとケンカしたりして

たくさん笑った

楽しい時って言うのは、ほんとにすぐに過ぎていくもので

あっという間に夜になっていた、

桃ちゃんも無言になって

静かになった

桃ちゃんに聞くと同時に流れ星が流れたみたいだった、

気になるじゃん、

好きな人のお願い、とか……

意味がわかんなくて、混乱してたら

桃ちゃんがそう言った、

約束、覚えててくれたんだ…

それなら、俺も……

勇気出さないとダメだよね……、

驚いた顔をする桃ちゃん、

だけど、桃ちゃんはすぐに笑った…

ﾁｭｯ＿＿