TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

伝説のエルフは、あのあと試験会場の端っこで座り、考え事をしていた

You

( 名乗らなかったのは正解かな )

You

( 捕まった時に名前出されても困るし )

その時 ゴオオォと、音を立てて炎の中から登場したのが、 試験官―――クロード・ルッチだった

You

( 随分と派手なご登場だこと )

You

( 生意気なお坊ちゃんじゃん )

伝説のエルフは動じない だが、普通の受験生達は違う

MOB

うおぉ!炎の中から登場した?!

MOB

あの人は!次にくる魔法使い
7位のクロード・ルッチさん!!

You

( 7位か、微妙だな…… )

You

( そんなことで調子乗ってんのか、ムカつく )

ここから、少しずつ伝説のエルフに火がつき始めた

〜筆記試験〜

クロード

( この文字達を整列させるなど、 )
( ただのガキには出来まい……!)

You

〜〜〜( 何かの呪文 )

伝説のエルフがそう唱えた瞬間、ぴたっと文字達が止まった 問題用紙に回答を書くのすら魔法で仕上げ、提出する 提出する瞬間、伝説のエルフはチラッとクロードを見て、

You

フッ……

と鼻で笑った

クロード

( ムカつくガキだ……!! )

〜実技試験1〜

クロード

この岩を浮かしてみろ

そう言って、受験生達に岩を配るクロード だが……

You

( 明らかに贔屓 )

そう思うのも無理はない 何故なら、マッシュと伝説のエルフに配られた岩だけ 他の受験生と大きさが段違いだからだ

You

( 他の奴らの倍じゃん )

受験生の中には、伝説のエルフに同情や哀れみの目を向ける者もいた だが、そんな心配も、次の瞬間には吹き飛ばされることになる

You

〜〜〜!( 何かの呪文 )

伝説のエルフが呪文を唱えたその時

ガガガ!!!

と辺りに轟音が響く そして、伝説のエルフの前には、周りの地面ごと浮いている岩があった 他の受験生はもちろん、クロードでさえも唖然として固まっていた

クロード

( あんな魔法、俺でも使えんぞ……?! )

伝説のエルフはクロードの肩に手を置き、

You

これで合格ですよね、セ・ン・セ・イ?

と、煽るように言った だが、クロードはまだ理解が追いついていないようだ

クロード

あぁ……そうなるな……?

クロードの情けない返事を聞き、伝説のエルフは上機嫌になった

You

フフッ……♪

そして、次の試験会場へ向かったのだった

魔法学校のエルフ様

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

73

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚